IE9ピン留め

カネドラス


光線技はウルトラ戦士の専売特許でもないんですね。
何らかの光線を発する宇宙人や怪獣は多々登場してますし、それは宇宙の果てからやってきた宇宙人や怪獣のみならず、地球産の怪獣にも見られました。
宇宙人は破壊発動を伴いながら侵略行為を達するため、その特殊能力として光線技を発していたと思われますが、怪獣を単体として考えた場合、破壊活動がその意思の如何を問わず、主だった行為としても、怪獣が従来の生物から巨大化するまでの間に、それとは別に特殊能力を宿してしまい、それが光線技だったとしても、おかしくないと思うんです。
ウルトラ戦士は、人工太陽であるプラズマスパークの発するディファレーター光線という放射能を浴びてしまったことから、俗にいう超人となり、その中で光線技を初めとする超能力を身に着けてしまったというのが公式の見解みたいですね。
つまり、通常の人間が超能力を身に着け、肉体組織も大幅に変化を遂げたわけらしいですが、それは光線を発する肉体組織に変わってしまったのみならず、骨格やその組織自体にも大きな変化が生まれたみたいです。
その代表格がウルトラセブンのアイ・スラッガーですが、このアイ・スラッガーはディファレーター光線を浴びた人間の骨格が大幅に変化・進化を遂げ、しかも身体からの離脱着まで図れて、自分の脳波でコントロールできるところまで行ってしまった超兵器になっていました。
ウルトラ戦士の固形の武器は、このアイ・スラッガーから始まりますが、意外とそうした武器になるようなものは少なく、ウルトラセブンの場合、本来は武器としての使用は考えられていなかったような気がします。
まあ、何といっても肉体的組織・骨格の一部ですから。
その昔、漫画でウルトラセブンの最終話を見た時、モロボシ・ダンのレントゲン映像がアイ・スラッガーを象ったような映像であったことも、アイ・スラッガーが異常に発達した骨格の一部であると思った要因の一つなんですがね。

固形の武器と考えれば、帰ってきたウルトラマンのウルトラブレスレットや、ウルトラマンタロウのキングブレスレットなんかがありましたが、これは完全に特殊武器というべきもので、肉体組織の一部ではなく、やっぱりウルトラセブンのアイ・スラッガー以外には無いでしょう。
肉体組織が異常発達した武器が存在するならば、大げさに言えば怪獣も何らかの原因で異常発達した生物であり、その中で骨格自体も武器になりそうな怪獣がいても面白いんじゃないか、と思ったこともありました。

ウルトラマンレオは数話を除いてリアルタイムで見てません。
けれど、番組が始まる前、噂話としてウルトラセブンが登場するらしいという話は聞いていました。
最初の2話で、そのウルトラセブンが変身できなくなるとは夢にも思わなかったんですけど、それにしてもそれ以降番組上でウルトラセブンを何とか生かしたいという思いはあったのかもしれませんね。
その一つの表れが、怪獣カネドラスの登場だったのかもしれません。
メタル系の星からやってきたカネドラスは、その出身だけを思うとカプセル怪獣ウィンダムみたいですが、全身これメタルというわけでもなく、肉体組織に覆われたメタル系の怪獣と思った方がいいのかもしれません。
その一つが、胸の奥にあったガスタンクみたいなもので、それが元で超高音火炎を吐いて、まさしくそれは外見上大怪獣らしく見えたものです。
それだけでも怪獣を見た、という感じがしてよかったのですが、ボクの大好きな一本角が生えてるな、と思ってたら、それはまるでアイ・スラッガーのように離脱着可能のカッター武器であり、カネドラスの脳波でコントロール出来る代物だったようです。
見た目は角そのものですが、これはドラスカッターと呼ばれた切断機のようなもので、MACのみならず、戦士としてまだ未熟だったウルトラマンレオを大いに苦戦させていましたね。
おそらく、切断能力のみならず、打撃能力も有していた万能武器だったようですが、こうした武器はウルトラ戦士の専売特許のようなものと思い込んでたボクにとっては、ビックリするようなものでした。

一旦はMACによって退けられていましたけれど、月の裏側に隠れてエネルギーをため込んでいたところを見ると、闇夜の力がカネドラスのエネルギーであり、やっぱり邪悪な存在であったと言えるでしょう。

それでも、まるでウルトラセブンのアイ・スラッガーのような、一種の超人たる戦士の万能武器を怪獣にも持ち込んでしまった7ことは面白いと思われる試みでしたし、もっと広く別の展開があってもよかったな、と思いますね。
# by mon1011si | 2012-02-01 22:51 | 怪獣 | Trackback | Comments(0)

バジリス


ウルトラマンガイアの映画に登場した怪獣キングオブモンスは、パラレルワールドの中の少年たちが考え出したものです。
人間の欲望を初めとした空想の産物を具現化する赤い球体が、怪獣好きの少年の歪んだ想いを実体化してました。
それが本当に歪んだものだったのか、そうでなかったのかは置いといて、映画の中に登場したキングオブモンスはなかなかカッコいい怪獣だったと思います。
そのキングオブモンスは、下腹からスキューラを、背中からバジリスを派生させていましたけれど、そんな中で最も存在自体が信じられないものが、このバジリスだったと思います。
まるでハーブの名のようなこのバジリス。
葉脈のような骨格だらけのその体には、肉体というものがないようにも見えましたね。
翅のようなその翼には、翅を構成する骨格意外に、その翅を飛行用に作りあげる肉体がなく、これで本当に飛行できるのか、と思いましたけれど、キングオブモンスから派生してすぐに飛び上がり、宇宙空間まで飛んでいきました。
それを持つ者の意思をなんでも具現化してしまう赤い球体が作り上げたと言ってもいい怪獣バジリスですから、それは外見だけでなく、その能力をも作り上げてしまったとみるべきなんでしょうね。

これこそ、特撮の世界の怪獣と思いたいところなんですけど、バジリスのような怪獣は完全に特撮の世界で作り上げるのには無理があったような気がします。
それでもCGをうまいこと絡ませながら、骨格だけの化け物をよく怪獣に見立てたもんだと、感心した思いがあります。
このバジリスに関しては、防御ということがほとんど考えられていませんでしたね。
飛行能力を有し、敵が攻めてくる前に能動的に攻め込むといった性格を有した怪獣。
両腕先が巨大なカマで、鋭い刃物のようになっており、それは見たてのごとく敵を刈り取るだけでなく、そのカマで相手を打ち砕くほどの怪力があり、しかもボディアタックまでこなしてしまう。
口からどれほど高温なのかは分かりませんが、バルバリボールというエネルギー球を底知れず吐き出し、敵を破壊しようとしたように、常に攻撃的だったように思います。

まあ、一種の宇宙怪獣と言ってもいい怪獣でしたからね。
空想の産物とはいえ、いや、空想の産物だからこそ、攻撃だけを考え、それしかできない怪獣なんて、一般に考えられる怪獣そのものだったような思いもします。
こういうバジリスのような怪獣って、意外と快感なんですよね。
攻防一体と化したような怪獣もそれはそれで面白いものなんですけど、怪獣はもともと破壊王みたいな存在だと思ってましたから、より攻撃的に表現した方が面白いと思ったんです。

ハジリスは、そのほとんどがウルトラマンダイナとの戦いでした。
終始攻めてるようで、ウルトラマンダイナにはその攻撃のほとんどがバルバリボールを掃出し、殲滅を図るだけで、しかもその攻撃のほとんどが通用していなかった・・・
飛行能力がウリの怪獣でしたから、映画の中ではキングオブモンスが大地で、スキューラが海中で、その戦いの場を設けていたとしたら、バジリスはやっぱり飛行戦ということになるんでしょうけれど、それでもバジリスの能力を見ると、地上戦も見てみたかった気がします。
しかも、その戦いはウルトラマンダイナのみならず、ウルトラマンガイアたウルトラマンティガtの戦いが設定されていとしたら、どんな戦いになったのかな、と思うとワクワクした感じさえします。

バジリスは超獣という肩書きもあったみたいですが、ウルトラマンAに出てきた超獣とは無関係のようです。
超獣というより宇宙怪獣・・・しかも夢の中の怪獣、そんな気がします。
# by mon1011si | 2012-01-30 22:58 | 怪獣 | Trackback | Comments(0)

ビーコン


帰ってきたウルトラマンに登場した怪獣は、確かに初期には名作と呼んでもいい怪獣たちが登場しました。
この名作怪獣は中期にも結構登場しましたけれど、その初期と中期に挟まれた間に登場した怪獣たちは、名作という言い方は通用しないかもしれません。
けど、ユニークというか、それはデザイン・造形というものだけじゃなく、その内容というものまで目を配った時、ユニークさを感じ得ないことはないですね。
そして、時代を感じ、そしてまたその時代以降のことまで考えが及んじゃうという意味では深さを感じてしまいますね。

今では携帯電話やスマホが横行し、無数の電波が空間を飛び交ってます。
でも、それはつい最近のことで、これはある意味、夢の世界だった時代もあったんですよね。
帰ってきたウルトラマンが放映された頃は、こうした電波機器とも呼べるものは想像もされていなかったんじゃないでしょうか。
その代りと言っちゃなんですけど、無線機器に夢中になる人も結構いましたよね。
俗にいうハムというヤツ・・・
ボクは無縁でしたけれど、遠くの友達にその愛好家みたいな人たちはましたから、聞きかじったことはあります。
無線機器と言えば、身近なところではタクシー無線なんかがありますけれど、よくよく考えてみれば、人間が産業革命を起こし、近代産業物を持って戦争を起こしたりするようになって以来というもの、この無線機器は書くことの出来ない機器となっていました。
その割に、身近なものではあんまり感じないものでしたけれど、そういう意味では割と長いこと、人間は無線を利用していたことになります。
長いったって、人間の有史の中でもほんのわずかな事でしょうけど、それが身近なものでなかったばかりに、それをモチーフにした怪獣はあんまりいなかったような気がします。
そんな中出てきたのが、電波怪獣ビーコン。
なんでも、大気圏上空の電離層に出現した宇宙怪獣ということなんですけど、電離層には人間は存在し得ませんから、やっぱり宇宙怪獣ということになるんでしょう。
ラジオどころかTVの発達、そして無線機器の横行は、電離層に少しずつ影響を与えてるのかもしれません。
ここ20年位で異常なまでに発達したこの無線機器は、先ほど書いた携帯電話なんかの発達と比例するように大量の電波を飛ばしています。
そういう時代になったからこそ、平成ウルトラシリーズではそうした電波をモチーフにした怪獣なんかも目にするようになりました。
けれど、昭和40年代ですよ、帰ってきたウルトラマンが放映されたのは。
夢のような世界のことがモチーフになってしまった怪獣は、その時代を考え合わせるととにかくユニークさを感じてしまいます。

しかも、ビーコンは空中に浮遊してる感じで、電波を吸収しようとして、電波を発するものに食いつこうとして人間界に驚きを招き入れてしまいます。
ビーコンの背中と思われる突起で空中を飛び交う電波を吸収し、しかもビーコンには並列に並んだ3つの眼があって、両端の眼はカメラのyく目も果たしていました。
体内に集められた電波や映像は、ビーコンからTV電波として飛ばされ、なんと家庭に普及していたTVにリアルに画面映像として反映してしまう・・・
ビーコンの眼はある意味、チャンネルであり、ビーコンそのものがまるで生きるTV局のようになっていました。
MATも、そうしたビーコンの性質を読み取り、戦闘においてもヘタな戦いをしてしまったら、それはお茶の間にライブ映像として流れてしまうことから、シビアな戦いを仕掛けようとしましたけれど、これがなかなかビーコンも強敵で、うまいこといってませんでしたね。
怪獣とは、なんと恐ろしいものか、人間の力なんか及ばないところに存在する化物だということが、怪獣の目を通して世間に広まってしまったんじゃないか、ということが広まってしまったかのように思えました。

ビーコンは、真ん中の眼から破壊光線を発射してましたけれど、それ以上に腹部を中心に電撃能力もあって、これにはさしもの帰ってきたウルトラマンも気絶してしまう程、強烈なものでした。
ビーコンって、ひょっとしたら怪力の持ち主で、その怪力が帰ってきたウルトラマンの苦戦の一因になっていたかもしれず、外見、性質的なユニークさとは裏腹に、手ごわい怪獣でもあったんですよね。

こういうアンバランスさを感じてしまう怪獣手って、昔も今もとっても貴重な存在だったと思うんです。
デザイン的にも、3つの眼が気になってまるで信号のようですが、空中に浮遊してるビーコンを正面から見てしまうと、ニヒルに笑ってる餓鬼大将みたいです。
しかも、直立もできるという。
こんなユニークな怪獣、今では想像することも出来ないかもしれません。

# by mon1011si | 2012-01-26 22:34 | 怪獣 | Trackback | Comments(0)

オニビセイウチ


この改造人間の名については、「オニビセイウチ」なのか、「鬼火セイウチ」なのかよく分かりません。
番組のテロップでは、「オニビセイウチ」になっていましたが、「鬼火セイウチ」の方がカッコ良かったのかもしれませんね。

キバ男爵篇は、仮面ライダーV3ga掲載されていた雑誌の都合もあって、わずか5話で終わってしまいましたが、中身が濃かったというか、多分、ドクトルGが登場するまでの話しと並んで、結構好きなシリーズでした。
キバ男爵という魔術使いが首謀者になっていたということで、その配下にある改造人間たちが忍術で太古の昔から蘇ったり、忍術でその能力を発揮していたりして、その忍術というものが面白かったンだと思います。
忍術なんてよく分からないけれど、結局人智では図れない魔力のようなもの・・・と思えばいいんでしょうかね。
改造人間なんて言うシチュエーション自体がなかなか理解できないような要素だったんですから、そんな分からない部分の追及ではないけれど、それを表現しようとしていたと思えば結構楽しめていたような気がします。
キバ男爵はそうした忍術使いの第一人者であり、歪んだ宗教を生み出して暗躍してた存在ではあったんですけど、意外にもその配下にいた改造人間たちは、さすがに忍術を十分に使いこなせる存在ではなかったようです。
けど、現実の世界でよく言われることで、こうした特撮の世界で取り上げられると意外な感じがするものってあるもので、それを忍術使いの能力の一つとして取り上げられたりすると、面白く感じたりするものです。

オニビセイウチは、その能力の一つに、相手の生き血をすすってた上で変身しようとすると瓜二つの様相を呈することができるというものがありました。
しかも、鬼火と呼ばれる空中を浮遊する火の球を操り、相手を幻惑させてしまう能力は、巷で言われた火の球そのものだったように思います。
昔、夜の墓地の傍にいったりすると、人魂がでるよ・・・と言われたものですが、そんな感じです。
それは今の世間では昔話のようで、話題にも何もなりはしないものですけれど、仮面ライダーV3放映の当時はよく言われたものです。
人魂は、実は人の霊魂を構成するリンのようなものが燃えてるんだ・・・なんてことが言われたりしますが、真相は夢の中です。
いたずらに墓地の傍になんか行かせたくない大人たちの編み出した知恵と伝承の世界、そんな感じの代表格だったようなきがしますね。
ですけど、子供心にそれは怖いものと頭の中のどこかで覚えていて、妙に印象的でした。
そんな人魂が、地獄の業火として置き換えられて、オニビセイウチのメインの技としての鬼火として表現されていたとしたならば、それはとにかく面白い事だと思うんです。
人魂そのものというわけではなく、あくまで鬼火というんであれば、そんな忍術使いの能力の一つとでも考えられ、キバ一族にしては珍しい忍術を使う改造人間であったという言い方もできるような気がします。

面白いですよね。
敵方改造人間の能力の一つに関して、いろいろ思いを張り巡らせていくのは。
それこそ、空想力というか想像力が、ある意味、豊かになっていくような気もします。

実は、セイウチという海の生き物をあんまり知らないんです。
大人しい割には、結構獰猛な感じの生物だったかな。
どこか、トドと勘違いしてるかもしれません。
トドだったら、ウォータガントドとかトドギラーとか、過去にもそれをモチーフにした改造人間はいましたけれど、セイウチをモチーフにした改造人間なんていたんでしょうか。
だから余計にセイウチの姿を想像できないんですけれど、オニビセイウチの姿を見ると、セイウチというより固定感を持たない何でもアリのような改造人間というような気もします。
だから、相手そっくりの様相を呈そうできる、という言い方もできるんでしょう。
能力的には、その変身能力と鬼火を使った幻惑能力ということでしたが、それが忍術使いのようにも感じられ、オニビセイウチの面白さはそんなところに置かれたんでしょうね。

ただ、決め手には思い切りかけていた・・・ということは認めなければいけないんでしょうけど。
# by mon1011si | 2012-01-22 01:00 | 改造人間 | Trackback | Comments(2)

ルガノーガー


昔のウルトラシr-ズでも、怪獣の公募みたいなことがありましたね。
それは仮面ライダーシリーズでも見かけましたけれど、一つは怪獣怪人のネタが尽きかけてること、もう一つはプロではない素人が怪獣怪人を考えてデザインした時、プロには気が付かない斬新さがある、或いはその斬新性が見受けられるjことがあるというところなんでしょう。
多くは、ウルトラシリーズやライダーシリーズを初めとしたスクリーンやTXV、雑誌等で見かけたもの達の影響をうけているんでしょうけれどね。
ボクなんかみたいに、好きで単に見続けてる人もいれば、想像の域を超えてあらぬ方向まで空想してしまう人もいるでしょう。
そんな怪獣・怪人が好きでマニアックになってしまう人もいるんでしょうけれど、なんていうか、うまく言えないんですけど守って欲しい一線みたいなものがあると思います。
傑作と駄作は紙一重のように思いますけれど、それはその一線を守っているのかそうでないのか、というところが大きいと思いますね。
斬新性とそうでないものの境目、そこには常識なんかでは図れない何かがあるような気がしますが、あんまり決まりきった形で怪獣・怪人を演出して欲しくないなあ、と思う時があります。

ウルトラマンマックスで出現したルガノーガーという怪獣は、後に知ったんですけど、プロのデザイナーなんかが考案したものじゃないらしいですね。
一般の小学生だったかな・・・相当怪獣に入れ込んだセンスのある少年だったと思うんですよ。
その名も確か、ルガノール。
名前からして、小学生が考え付くことじゃないよな、と思いつつ、ウルトラマンマックスで出てきたルガノーガーを見ると、怪獣の王道を歩みつつ、それまでにあんまり見受けられなかった要素も見て取ることもできます。
ルガノーガーは全身これ武器と言った怪獣・・・いや、凶獣でしたか。
まず俗にいう頭部という奴が、通常の位置のほかに両手先が頭部のようで、要するに全部で6つの眼と3つの口があり、その3つの口からは破壊力満点の青色光線を吐いたりします。
これってその3つの口のすぐ上に6つの眼があるわけですから、正確性もかなりのものだったと言えるんではないでしょうか。
しかも、両肩先には鋭く大き目な角のようなものがあって、そこからは雷鳴を轟かせるようで、周囲のものはなんでも感電して破壊されてしまいそうな赤色光線。
これは命中度というより、広範囲のものを破壊しつくすといった感じで、迂闊にルガノーガーには近寄れないといった感じがあらわされています。
これだけでもすごい武器を備えてるなあと思うんですが、ルガノーガーそのものの出現の源は明らかにされていませんけれど、高度な科学力を持った宇宙人に考案されていたような雰囲気、それは胸の反射板に現れてますね。
あらゆる攻撃を跳ね返してしまいそうなその反射板は、天然のものとは考えにくいため、ルガノーガー自体は誰かに作られていたかもしれないという空想力が働いてしまいます。

しかし、そうかといってすべてが作られていたものなのかというと、それは反射板や両腕先に感じるだけで、大きな尻尾はルガノーガーの敵のエネルギーを吸い取ってしまう能力も兼ね備えていて、これは一種の吸血能力であって、これは天然のものだと考えるべきものだと思います。

ルガノーガーはこれだけの要素を持ちつつ、飛行能力もあったわけですし、惨忍・残虐というか凶悪な怪獣というイメージでしたから、とある惑星に生きる知的生命体を滅ぼしてしまうという行為も、分かるような気がしますね。
ウルトラマンマックスも、コノルガノーガーには手を焼き、不意を突くように地面に突き刺したミサイルを投げ込むことで戦闘局面を打開していかなければ、危なかったのかもしれません。
しかし、ルガノーガーの登場した話は、ルガノーガーに為したことが原因であるとはいえ、地球を第2の故郷としようとした宇宙人と、地球を守ろうとした宇宙人の絡みがメインであって、ルガノーガーは言わばお客さんのような立ち位置にいたのが惜しまれるような気もします。

こんな怪獣を正面から取り上げたら、恐ろしい展開になっていたかもしれず、見たいような気もしますし、それ以上に演出する方が難しいでしょうね。

こんな要素を持った怪獣が、一般の少年によって考案されていたなんて、末恐ろしい感じさえしますが、その少年の考案bした部分がどこまであったのか分かりませんので、それも一概に言えないかもしれません。
でも、こういう具合に設定された怪獣の源は、その少年の頭の中にあったことは確かなことですから、全く持ってその空想力には頭が下がりますね。

今の時代、こうした空想力をもった人は結構いるもんじゃないです。
怪獣・怪人ものは、空想力を高める要素なんだということを、ルガノーガーは教えてくれた気がします。
# by mon1011si | 2012-01-19 22:40 | 怪獣 | Trackback | Comments(1)

サソリガドラス


ウルトラマンシリーズも仮面ライダーシリーズも、もうかれこれ40年以上もの長きにわたって続いてるシリーズとなりました。
今の子供たちにとってのHEROとはなんだろう・・・と思うと、よく分かりません。
これだけメディアも情報も豊かで、見る側に選択肢が多い世の中になると、何をどう見ていいのか分からなくなるものかもしれませんね。
ボクの子供の頃はメディアも少なく、幼稚園や学校、近所の友達の中で際立った話題に上らないと何もわからない状態でいるのは、今と変わらないことかもしれませんが、それはメディアが少ない分、見る側よりも制作サイドの意思が大きく働いていたのかもしれません。
つまり、夢を売る側の試行錯誤した意思とその表現がマッチした時、自然と見る側の注目を浴びていたということです。
インパクトですよね。
これはメディアが少なかった分、その力は半端なものじゃなかったと言えると思うんです。
昔はゴジラでみんながスクリーンの中に登場した迫力ある怪獣に夢中になる中、それがTVの画面に登場し、しかも白黒TVからカラーTVに移行するその端境期に怪獣を見たいという流れに沿うように、その怪獣を倒すHEROが具現化し、臨場感あふれる活躍に酔いしれたものです。
その先駆者が初代ウルトラマンですね。
スクリーンからTV画面に活躍の場を移していったこの時の初代ウルトラマンのインパクトは相当なもので、大人も子供も、男の子はもちろん女の子まで夢中になって話題にしたものです。
それが次作ウルトラセブンで一旦終わりを告げたことが悲しくて、ウルトラモノ待望論みたいなものまででましたけれど、それが帰ってきたウルトラマンの開始と同時に、長きにわたって活躍するHEROものへと変貌を遂げてきました。

ウルトラモノがいったん終了した後、いくつかのHEROモノは出ましたけれど、一過性のものが多く、HEROを作ろうとしていた人たちは苦労したでしょうね。
そんな中、等身大HEROの実写版として仮面ライダーが始まりました。
仮面ライダーも、初期の初期を見ればおそらく1年モノの単発で終わりそうな気配を感じてましたけれど、事は何が幸いするのか分かりません。
主人公を演じていた俳優のバイク事故によって、その俳優は降板を余儀なくされ、苦肉の策として出された仮面ライダー2号によって、空前の変身ブームが巻き起こります。
変身という掛け声、そして必殺のライダーキックは、仮面ライダーシリーズにとっては必要欠くべからざる要素となり、特に少年たちを夢中にさせました。
学校へ行けば仮面ライダーの話題とごっこ遊び。
学校が終わればライダースナックを買って、これもまた大ブームになったライダーカ-ドを集めていた・・・そんな時代がありました。

巨大HEROのウルトラマンと、等身大HEROの仮面ライダーは、当時の子供たちにとってはなくてはならなかった存在感の大きいHEROだったんですけど、それは決して交わることは考えられないHEROでもあったんですよね。

それがウルトラマンパワードが制作中であり、仮面ライダーJの制作前に、円谷プロと石森プロの特番として「ウルトラマン対仮面ライダー」というものが作られました。
確かウルトラマン生誕何十年記念ものとして、円谷プロが乗り気で作られていたような気がします。
作品そのものは、初代ウルトラマンに変身するハヤタ役を演じた俳優と仮面ライダー1号こと本郷猛を演じた俳優の対談ものが考えられていたみたいですが、本郷役の俳優が仮面ライダーを絶っていた時期でもあり、それでウルトラセブンことモロボシダン演じた俳優と仮面ライダーV3こと風見士郎を演じた俳優が、個々に当時の撮影背景などを振り返るものになっていました。
これはこれで、ボクみたいな昔懐かし型の人間にとっては面白かったんですが、最後の数分で初代ウルトラマンと仮面ライダー1号が共演するシーンが作られていたことは、よりうれしかったですね。
そこで登場した怪獣がサソリガドラスでした。

仮面ライダー1号が対峙したショッカー改造人間が毒サソリ男、初代ウルトラマンが対峙した怪獣が怪獣ガドラスでした。
特に毒サソリ男のデザイン・造形が素晴らしいと思ったんですが、それはさておき、怪獣ガドラスも唸る者ものがありました。
大体、HEROモノに限らず、とある番組が長きにわたってシリーズ化してしまうと、見る側の慣れの問題もありますが、制作サイドの考えすぎと手抜きというのはつきもので、結果として出てしまった怪獣・怪人にはギトギト感が出てしまい、目新しいもの、懐古感などがないものになってしまっていることが多いものです。
そこはアクション等でごまかしていく・・・言い過ぎかもしれないけれど、やっぱり変な慣れみたいなものがつきまとっちゃうんでしょう。
しかし、このサソリガドラスの場合は、通常の番組ではなかったけれど、ああ、怪獣とはこういうものじゃなかったのかなという懐古感が感じられて、目を奪われた感がありました。
怪獣ガドラスよりは毒サソリ男のエッセンスが強かったような気がしましたけれど、毒気を吐きながら両手先の大きな鉤鋏、それに頭部にあった印象的な角からは破壊光線、それに尻尾がサソリの尾になっていて、ショッカー改造人間のエッセンスと怪獣本来のエッセンスを感じさせる要素が満載でした。
初代ウルトラマンのスぺシウム光線も、サソリガドラスは腹部を突出させることで防いでしまい、仮面ライダー1号にしても相手が巨大化しては手の打ちようがないシチュエーションは面白かったですね。

このサソリガドラスは、毒サソリ男と怪獣ガドラスが闇のエネルギーを共鳴させて合体し、出現したというところですが、最後には仮面ライダー1号も巨大化し、スペシウム光線とライダーキックのダブルパンチで打倒されるという最後でした。
ボク的には、その前にサイクロンで疾走を開始した仮面ライダー1号がサイクロンジャンプでサソリガドラスの腹部をぶち抜いたシーンが大のお気に入りシーンですけれど、これもまた特番ということでしたから仮面ライダーの「巨大化というのもアリなんでしょうね。

日本が生んだ2大HEROと言えば、ウルトラマンと仮面ライダー。
今の平成という時代になってからは、仮面ライダーは戦隊モノのような別物となってしまい、こういう特番はもう作られないんでしょうけれど、サソリガドラスのような怪獣を出してくれるならば、また違った形での特番、サソリガドラスの続編も見たいような気がしてます。
# by mon1011si | 2012-01-14 23:15 | 怪獣 | Trackback | Comments(0)

バンデラス


広大な宇宙の中、太陽のような恒星はいくつあるんでしょうか。
寿命が尽きそうな恒星、生まれたばかりの恒星、今が盛りと燃え上がる恒星といろいろあるんでしょうけれど、その恒星を取り囲む星系に住む者達にとっては、この恒星の輝きがなければ生まれてこなかったでしょうし、生き続けることなんてできないでしょう。
それは地球人類の考える生物の存在条件の基づいてのことなんですけれど、それでも水と空気がなければ生きられない・・・いや、生まれてくることさえできない生き物は、その水と空気さえも恒星がなければ、全くの無の状態です。
人類は生き続けていく上で、多分何ものかにすがりつかなければ生きられなくて、そんな中で神という存在を導きだし、崇高なものとして崇めてきましたが、神というのはそんな抽象的なものではなく、神という言葉が指すもの、それは太陽のことだと思うんです。
言ってみれば、地球上の自然環境は太陽のちょっとした動きと気配で大きく変動しますし、そんな地球でしか生きられない人類は、太陽がなければ存在し得ないものですから、太陽こそが神の如き存在だと思うんです。
太陽に意思があるのかどうか・・・それは恩恵に被る人間の考え一つのような気もしています。

そんな太陽の寿命は100億年と言われてますし、あと50億年の寿命が残されていると言われてるみたいですけれど、人類のそうした考えって、ひたすら観測から生み出されたものですからね。
実際のところ、なんて誰にもわからないでしょう。
しかし、形あるもの、いずれは寿命を迎えます。
太陽に寿命の限界が近付いたとき、人類はどうなっているんでしょうね。
想像もできないです。
そんな太陽の寿命について取り上げていたのが、平成ウルトラセブンに出てきたバンデラスでした。
バンデラスの場合、バンデラス星系にあった恒星がバンデラス太陽で、その化身が実体化して地球にやってきたというものでした。
太陽は何で燃えてるんでしょう。
窒素・水素・ヘリウムに酸素・・・いろいろ考えられますけど、宇宙空間に存在しそうなものが何かの現象に取りつかれたかのように熱を帯びて燃え上がろうとするところから始まるんでしょうか。
正面から考えてしまうと、難しそうな気もしますが、あくまで特撮の世界と考えた場合、恒星が燃え上がる要素がいろんな形の空間エネルギーから来るものだと考えたら、面白そうな気がします。
帰ってきたウルトラマンやウルトラマン80で考えだされていたマイナスエネルギーは、人間の欲望のようなもので、それがプラスに作用するのか、マイナスに作用するのかは、人間の考え方次第なんでしょうけれど、結果として欲望という言葉で表現してしまったときは、あまりよくない結果が出てるもんです。
太陽が燃え盛る要素には、そうした人間の欲望なんて関係ないように思われますが、自然界は何処かで関係し、多い少ないは別として影響し合っているかもしれないと思うと、どこか怖い気もしますが、このバンデラスについてはそこに目が行ってました。
寿命が尽きかけたバンデラス太陽は、意思を示してまた燃え盛ろうと・・・地球人類のマイナスエネルギーに目をつけます。
欲望という名のマイナスエネルギー。
これは、太陽が燃え盛る要素とは逆のエネルギーのような気がしますが、バンデラスの意思は、バンデラス星系に宿る生命体の為に何が何でも燃え上がり、星系を維持しようとしていたかのように見えました。

これは後に、バンデラス太陽の寿命を悟った生命体たちが、星系から脱出していたことがウルトラセブンによって明らかにされましたが、意思としてのバンデラスの意図はありがたい程のものでした。
生命体の為に、自分が燃え盛ることが使命みたいな・・・
太陽という存在からして、それは当たり前の事なのかもしれませんが、太陽の恩恵にあずかるしかない人間としては当たり前という言葉では片付けられないような気もしましたね。
しかし、生命体たちが正しい進化・・・というか正しく生命体でありつづけさせようとするなら、バンデラス太陽のも正しい燃え方をしなければならなかったと思うんです。
欲望という名のマイナスエネルギーで太陽自身が燃え続けるならば、その星系にとっては何の恩恵も与えない、そんな気がします。

それでも、怪獣という世界に、絶対の存在であったはずの太陽を、その化身として登場させたのは意外にも珍しいことだったんではないでしょうか。
実体化したバンデラス太陽は、ウルトラセブンによって事実を突き付けられ、自縄自縛のようになっていき、パーフェクトフリーザーにとって全身を氷漬にされ、ワイドショットで仕留められますが、バンデラス太陽そのものが正しい燃え方をいしていたならば、パーフェクトフリーザーにとって全身を氷漬ということもありえなかったんでしょうね。

それ位、太陽というのは知的生命体が手を付けられるほど、容易い存在ではないということです。
寿命は寿命として迎えなければならない・・・これは自然界の摂理なんでしょうね。
# by mon1011si | 2012-01-14 00:23 | 怪獣 | Trackback | Comments(4)

マグマ星人


ウルトラシリーズ第2期も、まともに見たのはウルトラマンAまでだったかな。
そのウルトラマンAでさえ、コミカル要素が入り込み始めてからはあんまり見なくなってました。
新たにウルトラマンタロウが始まった時は、最初だけで後はほとんど見ず、自然と怪獣や怪人からは卒業となっていたのかもしれません。
これは以前にも書いたことかもしれませんけれど、それでも今度始まるウルトラモノ(ウルトラマンレオ)にはあのウルトラセブンが登場するらしいという話を聴きつけて、ウルトラマンレオの第1話と2話はリアルタイムで見ましたね。
レッドギラス・ブラックギラスという超強力怪獣もそうだったんですけど、そのギラス兄弟を操っていたマグマ星人の姿には目が留まりました。
ウルトラ怪獣や宇宙人にはなかったスェットタイプスーツの上に、スーツアクターの口元が露出しており、これが表情を豊かにしたとされていますね。
確かに、マグマ星人を見ようとすると、その露出した口元の部分に目が行ってしまい、攻撃を加えようとするときの歯の食いしばり、レッドギラス・ブラックギラスを指笛で呼ぼうとしたことや、ニヒルな笑いがそれまでになかった侵略宇宙人にはなかった表情の豊かさが出ていたと言えると思います。
それよりも、その中にあったニヒルな笑いがマグマ星人の性格というか、方向性みたいなものを決定づけていたように見えて、その後の展開にも影響を及ぼしそうだと感じました。

マグマ星人は残酷無比の性格で、レッドギラス・ブラッギラスを使って知的生命体の住む惑星を次々に滅ぼし、それで得たものというと悪名高くなってしまったということだけで、それこそがマグマ星人の望むところのように思えましたし、その行動の全てがマグマ星人の趣味嗜好の全てだったと言えるでしょう。
その中で、ウルトラマンレオが住んでいた獅子座L77星を滅ぼしていたということは、地球を第2の故郷として移住していたウルトラマンレオはまだ戦士足り得ませんでしたけれど、それ以前の状態で太刀打ちどころか、逃げることで精一杯の状態であったのかもしれません。
マグマ星人の狡猾な戦略に捕われ、とんでもない混乱の中、マグマ星人はウルトラマンレオにとっては許すことが出来ない敵になったと同時に、弟・アストラがマグマ星人に捕われ、行方不明となってしまったということは、倒すだけではすべてが解決しない存在になっていましたね。

表情からすべてを読み取ることは出来ませんが、マグマ星人の表情を見た時、そうした背景があったことを知らなくても歪み切ったその性格は充分読み取れそうです。
サーベル暴君という肩書きがマグマ星人にはありましたが、確かにメインである攻撃方法は右腕先に巨大サーベルを装着し、そのサーベルでの攻撃、相手を突く、切りつける、サーベルの剣先からレーザービームを発射するなどの攻撃がメインであったことは確かなようです。
けれど、マグマ星人自体の攻撃能力は然程のものじゃなく、あくまでレッドギラス・ブラックギラスを意のままに操ることにマグマ星人の全てがあり、そのレッドギラス・ブラックギラスの攻防一体化した能力がとにかく強力であったため、それを背景に置いた行動が根底にあったと言えるでしょう。
ボクなんかが期待してみたウルトラマンレオに登場したウルトラセブンは、このレッドギラス・ブラックギラスにやられてしまったと言っても過言ではないでしょうし、最終的に逃げ去ろうとしたマグマ星人が放ったレーザービームでウルトラセブンが吹っ飛ばされ、その直前に足を折られていたこともあって、変身不能状態にマグマ星人が追い込んでしまったとも言えるんでしょうね。

ブラックと銀色を基調としたマグマ星人の井出達は、それだけで邪悪なものを感じましたが、それ以上にウルトラマンレオにとっての敵という存在であったことが、ウルトラマンAでのヤプールのように、マグマ星人もウルトラマンレオという番組全般に絡んでくると思ってしまいました。
これだけ邪悪さとその中で見せるニヒルさは、敵として面白いと思ったものですけど、第2話でレッドギラス・ブラックギラスがウルトラマンレオのスピンキックでやられてしまうと、マグマ星人はに逃げてしまい、それ以降出てくることはありませんでした。
後に、ローランという怪獣の時にマグマ星人が出てきますけれど、これは言ってみれば二代目マグマ星人で、初代とは別個体であり、全く惜しいことをしているなと思ったモンです。

マグマ星人を番組を通して登場させていれば、戦士としての成長を見せるウルトラマンレオももっと別の形で表現できてたでしょうし、ストーリー的にももっともっと面白くなっていったと思わせられます。
なかなか、こういうニヒルな感じの宇宙人って、いなかったと思うんですよ。
マグマ星人の狙いも、地球侵略ということでもなく、文化を築いた知的生命体の住む惑星を滅ぼすことにあったわけで、そうした宇宙人とウルトラマンレオがどう対峙していくか・・・
そんなところの代表格というか、代名詞のような存在だったマグマ星人。
でも、名物宇宙人には違いないですよね。
# by mon1011si | 2012-01-08 23:28 | 宇宙人 | Trackback | Comments(0)

改造サイクロン号


夢のバイクには、進化というもう一つの夢の形があった・・・改造サイクロンについては、そんな具合に思ってるところはありますね。

旧サイクロンについては以前書きましたけれど、仮面ライダー旧1号の代名詞みたいなものというイメージがあったのに対し、仮面ライダー旧2号の代名詞はこの改造サイクロンでした。
旧サイクロンについては、仮面ライダー旧2号も何故か乗ってましたし、改造サイクロンについても、後に仮面ライダー旧1号が桜島1号、仮面ライダー新1号になっても乗り回してました。
それでも、改造サイクロンは仮面ライダー旧2号の代名詞・・・そんな具合に思えるんです。
仮面ライダー旧1号がヨーロッパに旅立つとき、日本の守りにつこうとしていた仮面ライダー旧2号に託したマシン、それが改造サイクロンということですけど、ショッカーが改造制作したのは仮面ライダーであり、サイクロン自体は仮面ライダーの設計改造を担当した緑川博士が制作したものだった、仮面ライダー旧1号であった本郷猛はその緑川博士の弟子であり、仮面ライダーとして旧サイクロンを乗り回していたことを思うと、その性能の効率アップの為に旧サイクロン自体の改造に着手したことは、なるほど納得できますね。
オンロード用のマシンが旧サイクロンであったということですが、オフロードを走りこなす上では何かと不都合な面があり、また、仮面ライダーの相棒としてのマシンとしては更なるベースアップの必要性があったことは、仮面ライダー旧2号のその後の活躍を見れば分かるかと思います。

ボクはバイクに関しては全く詳しくないので、サイクロンのベース車がなんだったのかとかいうことについては語る気はないというか、分かりません。
けれど、仮面ライダーというHEROはバイクにまたがったHEROであり、そのイメージは仮面ライダーの相棒であるサイクロン号と相まって作られていくものだったと思います。
平成ライダーはいざ知らず、昭和の仮面ライダー達は皆、愛車であるマシンがあり、その愛車のイメージがもう一つのHEROのイメージとして定着していったものだと思います。
そんな中、初期の旧サイクロン号はどこかレトロな感じもあるのですけれど、これが後に新サイクロンになるまでの過渡期にあったマシン、それが改造サイクロンだったと言えると思いますね。
そして、それを乗りこなしていたのが仮面ライダー旧2号、だから仮面ライダー旧2号と改造サイクロンは切っても切り離せないものというものだと思います。
改造サイクロンは、旧サイクロンに比べ、走行速度は変わらないものの最高出力がが500馬力となり、それがもとで垂直の壁面を登る能力と救助用ロープの射出能力が加えられています。
この垂直の壁面を登る能力は、改造サイクロンのタイヤ自体が特殊なもので、吸盤能力みたいなものが加えられたがために発揮できた能力で、それは仮面ライダーという番組が始まる際のオープニングで見ることが出来ますね。
また、救助用ロープの射出能力はゾル大佐の第1号改造人間であった地獄サンダー戦で、仮面ライダー旧2号がベルトの脇のスイッチを使うことで、その能力発揮の場面を見ることが出来ます。
見るからに、全体的な軽量化を感じ取ることができますが、これは仮面ライダーの対ショッカーとの戦いが激化していくことに比例して軽量化が図られたということと、後に仮面ライダー旧2号は強化されていきますが、その前に愛車である旧サイクロンの強化が図られていたことを思うと、仮面ライダーが悲運のHEROであり、その戦いの長期化が予想されていたと見ることが出来るでしょうね。
それは本郷猛だけでなく、一文字隼人にも感じられていたことだ言えると思うんですけど、そうなると旧サイクロン号の出現にも一文字隼人がやっぱり一枚かんでいたということにもなるでしょうね。

改造サイクロンは、マイナーチェンジをしてるみたいで、改造サイクロンのボディが最終的に決まったのは仮面ライダー新1号が乗りこなしていた時分でしょう。
それでもやっぱり改造サイクロンのイメージは仮面ライダー旧2号にあったと言えます。

しかし・・・一文字隼人ってカメラマンが本職であり、バイク乗りとしてはライダーという表現はあたらないのかもしれません。
それがショッカーによって仮面ライダーに改造されることで、バイク乗りとしての能力も大幅にアップし、立派なライダーとなっていった、ということなんでしょう。
もっともっと仮面ライダー旧2号と改造サイクロンの活躍は見たかった感が強いのは、仮面ライダーシリーズが仮面ライダー旧2号の登場で決まったということの他に、マシンとしての技に傑出したものがなかったということもあったんでしょうね。
# by mon1011si | 2012-01-03 22:14 | メカ | Trackback | Comments(1)

チグリス星人


太鼓の昔の大文明の一つにメソポタミア文明というのがありました。
俗にいう4大文明のひとつですが、4大文明はいずれも大河の傍に成り立っていたという共通点があります。
それだけに人間には、水・淡水が必要欠くべからざる大きな要素だったということが言えると思います。
そんなことを感じさせてくれたメゾポタミア文明は、チグリス川・ユーフラテス川の沿岸部に成り立っていた文明です。
地理・歴史好きには答えられない地名の一つですが、そんなチグリスという地名が特撮HERO番組の中で聞かれるとは思いませんでした。
シルバー仮面の第1回放送に登場したチグリス星人。
チグリスとは、地名としては覚えてたんですけど、その意味についてはあんまり分かりません。
もの凄いとか激しいとか、それこそ野生の虎のような意味らしいんですけど、チグリス星人の様相は虎というよりも豹のようでした。
それが幸いした部分もあるでしょうけれど、このチグリス星人はデザインの勝利なんでしょうね。
ボクなんかがイメージしてた宇宙人、それがそのままそっくり画面の中に出てきた宇宙人という感じがします。
ダーティで闇夜に潜んでいそうなチグリス星人は、光子ロケットの設計図を巡って人間体で暗躍します。
このチグリス星人の人間体は、2体いたような気がしましたけれど、怪人体となったのは1体でしたね。
あれ?もう1体はどこいったんだろ?という感覚も、チグリス星人のデザイン・造形の良さに完全に隠れてしまいました。
なんでも、シルバー仮面に出てくる宇宙人は、ウルトラセブンや帰ってきたウルトラマンに登場した怪獣のデザインを担当した方だったらしいですが、あの成田氏の弟子だったとか。
出来がいいとか、そういうことよりも、うまく時代にマッチした宇宙人の外見をイメージされて表現していたというべきなんでしょうね。
シルバー仮面という番組のイメージにも合って・・・シルバー仮面を思うとき、巨大化する前に登場した宇宙人はどれも一癖もふた癖もありそうで、カッコいい感じがしたものが多かったんですが、その第1号がチグリス星人だったなんて、今にして思うとなんていい設置なんだ、と思ってしまいますね。

後頭部がラクダのコブのように膨れ上がり、チグリス星人の顔面が身体の最も高いところにあるという生物の定説を覆し、しかも下向きでありながら目は上目使いのような・・・
両腕先は、1本に統一され指があるわけでもなく、肘から先の部分からはミサイル光弾のようなものを発射するという、これをダーティと言わずして何というんでしょうか。
特撮モノも、実写版となった頃は、それまでの怪奇性を醸し出すことで造形技術や映像技術の未熟さをかバーしていた感が強んですけど、それも時が経つにつれ、明るい怪奇性となっていったことは否定できません。
それがいいかどうかは別として、もともと製作者も視聴者側も求めていた侵略宇宙人像・・・それはダークデダーティなイメージにあったんではないでしょうか。
そんなイメージが強いんですよ、チグリス星人にはね。
シルバー仮面の第2回放送から、裏番組ではミラーマンが始まってしまったという不運は、第1回放送時はなかったけれど、何が始まるんだろうというワクワク感に見事応えてくれた宇宙人が、このチグリス星人だったと思いますね。

なんでもシルバー仮面の放送開始時にはいろんなトラブルがあったそうで、肝心のシルバー仮面とチグリス星人の対決も、決めのシーンから撮影が始まり、シルバー仮面の眼の発光とともにチグリス星人は爆発し、炎上するということでしたけれど、これが失敗してチグリス星人の着ぐるみが焼失してしまったそうです。
そのため、導入部分ではチグリス星人のアップの撮影しかできなかったそいうで、そういう意味では制作サイドの苦労が思い切り見とれる感じがします。

しかし、こうした事情がチグリス星人の印象とそれに対する想像を膨らませ、ボクが宇宙人として抱いていたイメージをまともに感じさせてくれることになったんでしょう。
絶対に忘れられない宇宙人、それがチグリス星人だったと言っても過言ではありません。
# by mon1011si | 2011-12-31 00:45 | 宇宙人 | Trackback | Comments(1)
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