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2013年 05月 20日
![]() 蜂女については以前書きましたが、低予算の中、そのペインティングを中心に出来がいいと書いた記憶があります。 確かに仮面ライダーは低予算の中始まり、創意工夫の中、蜂女が出てくるまでの歴代のショッカー改造人間はにじみ出るような怪奇性を伴って、いかにも動植物と人間を合成させたものだと感じていました。 何度も始まったばかりの仮面ライダーを見てると、そういう具合に感じられて、それ以外の戦闘シーンも試行錯誤させながら、低予算の中、いい具合に仕上がり、この当時の努力がだんだんと実を結んでいったんだなと思います。 ショッカーの歴代の改造人間は、そのデザインとデザインの狙いが着ぐるみとその動きに反映されていたものだと思いますけど、ある材料の中、創意工夫で見事に仕上げていったのが、その姿に現れています。 そんな思いで蜂女を見ると、確かに蜂をよく観察し表現していたものだと思うんですが、見事な着ぐるみなどはなく、奇抜なボディスーツとペインティング、そして蜂の目を表現しようとしたグラスがすべてでした。 おそらく、こういう具合の改造人間を表現するのは、男性では無理で、スーツアクターとして女性ありき、だったんでしょう。 後頭部から聞こえてきそうな特徴ある甲高い声も、いかにも女性ありきで、ショッカー初の女性型改造人間としては、モチーフが良かったんだと思いますね。 仮面ライダー自身を見ても分かる通り、全体的に怪奇性を醸し出す狙いのためか、ダークな配色のものが多く、決して地味というわけではありませんが、モノトーンな部分が多かったと思います。 そんな中、派手な配色の蜂女ですからね。 とにかくあらゆる意味でショッキングなイメージがついて回り、派手な感じがしたのは蜂女だけで、それ以外の登場人物も風景も当時の時代を感じさせるもので、ダークな感じがしたものですから、蜂女は番組の中で、ある意味、浮いた感じさえしてました。 でもそれが狙いだったような気がします。 ショッカー改造人間を際立たせないと、何の番組かわからなくなってしまいますし、あらゆる方法を使って目立たせようとしてたわけですから、そういう意味では蜂女のような演出の方法もあったということなんでしょうね。 ![]() 黄色いサングラスのような眼を表現したところは、蜂特有の複眼を現したものだったでしょうし、蜂女がフェンシングの使い手であったのは蜂の武器と言えば針で、それを現したものだったんでしょう。 そういうことも大事なことだと思いますが、蜂は女王蜂が主であり、女王蜂がいなければ何もできない群れが蜂と言うことですから、蜂をモチーフにした改造人間を演出するならば、やっぱり女性だったんでしょう。 同じ意味で、後にアリキメデスと言う改造人間も出てきましたが、この改造人間も女性ありきだったと思います。 ただ、その当時の時代を思うと、情勢の地位が上がっていなかった背景も影響していそうだったことが斬円と言えば残念でした。 ![]()
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[PR] 2013年 05月 18日
![]() 理論上は、現実に生きてる世界は3次元だそうで、3次元以外にも異次元空間というものがあるそうです。 これは随分と昔から言われてますけれど、現代においても異次元に行くことはできないので、現実に異次元空間を見た人っていないはずなんですよね、。 異次元空間を扱ったものって、初代ウルトラマンの時はブルトンと言う怪獣を出現させましたけれど、異次元空間の描写はありませんでした。 ウルトラセブンで異次元宇宙人と言う肩書を持つイカルス星人が出てきましたが、この時初めて異次元空間の描写がありました。 けど、異次元空間は空想の世界なので、どういう具合に表現したらいいのか分からなかったでしょう。 その異次元空間は、限りなく3次元に近い4次元空間だったような気がします。 その4次元の世界に秘密基地を作り、3次元と4次元の世界を自由に移動できるコントロールマシンを作って地球侵略をしようとしたのがイカルス星人でした。 ということは4次元と言う異次元の宇宙人ではなく、あくまで3次元の世界から4次元の世界にも行ける宇宙人ということになりますから、異次元宇宙人と言うのは正しくありませんね。 よく考えてみれば、4次元世界と行き来できるコントロールマシンがなければ、4次元に行くことはできないのに、どうやって同胞たちを円盤ごと4次元の世界に招くことができるんでしょう。 そのコントロールマシンを破壊しちゃうと4次元の世界に残されてどうしようもないと考えるのが当たり前のような気がしますが、結果として現実の3次元の世界に出てきてました。 イカルス星人のイカルスというのは、1967年地球に最も近づいた小惑星イカルスから採ってるらしいですけど、宇宙空間を移動する小惑星の世界って想像もつきませんから、謎が謎を呼ぶ感じがあって、イカルス星人と言うネーミングはうまい具合にはまっていたと思います。 ストーリーや設定にも謎が多かったですけどね。 4次元空間を含む異次元空間を旨い具合に表現できたのは、ウルトラマンAのヤプール人との戦いにおいてだと思いますが、それにしても描写するには分からないことが多すぎて難しかったでしょう。 謎の世界というキーワードから連想させることがコンセプトだったのかもしれません。 それと、イカルス星人は異様に耳が大きく、何故あんな動きをしていたのかということも気になります。 耳は、異次元空間移動マシン開発という世紀の開発の前にあらゆることを聞き逃さないよう長いこと着てきてるうちに大きくなったものと推測できそうにも思いますが、あの動きは分りません。 それも謎の一つだったのかもしれませんね。 ![]() おそらく、イカルス星人の頭脳化発達していたと思われますが、肉体的には異次元にも耐えられるよう、何らかの鍛錬をしていたのかもしれません。 その一つが全身発光タイプのアロー光線で、衝撃力はともかく、アロー光線を浴びたものは焦土と化すような効果がありました。 このアロー光線は、イカルス星人の円盤からも発射されていましたが、肉体的能力をメカにも生かすということは、自らの肉体的組織もよく理解できてたんでしょうね。 それにイカルス星人の肉体は、攻撃的なことよりも守備的に特徴があったのかもしれません。 かなり柔軟なイメージがありませすが、切断よりも爆発能力の方が効果的だと考えたのか、ウルトラセブンは自ら放ったアイ・スラッガーに爆発と言う衝撃能力を持たせていましたね。 この狙いがあたったのか、イカルス星人のダメージは深く、その直後にウルトラ念力で裏山に投げ飛ばされていました。 それでも、こういうウルトラセブンのイカルス星人に対する攻撃にも謎は多いと思います。 しかし、分からないところを巧みに描写してこその特撮ですから、現実においてその当時興味を持たれていたことを用いながら、いい具合にストーリーを組み立てていたという思いが強いですね。 ![]()
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[PR] 2013年 05月 17日
![]() ウルトラマンガイアは、おそらく制作段階で光量子を主人公の中心に置こうと決められていたと思います。 光子=フォトンが刃のようにウルトラマンガイアの頭部の上になびき、光線のように放たれるなんて、どこかウルトラセブンのアイ・スラッガーを思い起こさせます。 光線技であることは確かなんですけど、ウルトラマンガイアのエネルギーである光量子がウルトラマンガイアの集中力によって気の高まりと共に頭部にきらめく光となって現れ、それが本格化するとまるで光の刃のようになって、相手を切り裂かんばかりに敵に向かって放たれるシーンは、迫力満点であり、印象的な決め技でした。 ウルトラマンの決め技は腕をクロスさせることで放たれる光線技がほとんどで、唯一の例外と言ってよかったのがウルトラセブンのアイ・スラッガーでした。 ほとんどのウルトラマンが腕を十字にしたりL字にしたり、或いはX字、T字にしたりして光線技を放っていました。 そんなウルトラマンも平成になってから頭部にへこみが入ったりして斬新なデザインになりましたが、その頭部のへこみに決め技の神秘を持ち込むということはなく、あくまでエネルギーチャージの仕組みがそこにあるような感じでした。 ウルトラマンガイアの前にも後にも、頭部のへこみを利用したような光線技はなく、頭部からの武器はアイ・スラッガーのような頭部脱着が可能な武器か、或いはビームランプからの光線技で、明らかなポイントがないと、武器の演出は難しかったものと思います。 だからこそ、このフォトンエッジの演出は斬新的でしたし、衝撃的でもあって、ウルトラマンガイアの全神経がそこに注がれていたイメージがあり、とにかく強力だなあというものがありました。 フォトンエッジはウルトラマンガイアがV2となってからも使われ、スプリームバージョンになって主力の決め技をフォトン・ストリームに譲らざるを得なくなっても、最終話まで使われていたことはウルトラマンガイアの代名詞のような技にしたかったんだと思っていました。 帰ってきたウルトラマンも、当初の決め技はスペシウム光線であったものの、ウルトラブレスレットが出てきてから影が薄くはなりましたが最後まで決め技として使われていました。 フォトンエッジも同じことです。 これは番組を最初から最後まで見ていた者にとってはうれしいことだと思うんです。 番組が進むにつれ、ウルトラマン自体も進化し、決め技も変わっていくような傾向がありますが、その原点を大事にすることこそが、HEROをHERO足らしめる大きな要因であることは明らかです。 お決まりの光線技が、ウルトラマンの代名詞のようでもあった頭部の突起付近から放たれるというのは逆転の発想かもしれず、根源的破滅将来体という設定についても、G.U.A.R.D.という地球防衛軍の設定などを見ても本当に斬新で、アイディアを捻出した方はスゴいアイディアの持ち主なんだと思います。 その一つの効果的な演出がフォトン・エッジだった・・・そういってもいいと思いますね。 ![]() ![]() ![]() ![]()
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[PR] 2013年 05月 16日
![]() 光線を打つということは、エネルギーを消費するということ。 こんな当たり前のことが、以外にも忘れ去られてるような気がします。 どんなウルトラ戦士も、必殺光線を使った後は隙だらけになってしまいますが、その頃には敵怪獣は必殺光線でやられているパターンがほとんどなので攻めようもありません。 過去に幾度も2体の怪獣が同時に出現したこともありましたが、必殺光線の乱れうち、連続発射で隙を見せませんでした。 そのエネルギー満載の光線を正面から受け止めて、一旦吸収してしまう怪獣もいました。 ウルトラマンガイア終期に出てきたブリッツブロッツがそれですね。 かの帰ってきたウルトラマンに登場したベムスターは、その腹部で何でも飲み込んでしまい、まるでブラックホールのようでした。 底なしという意味ですね。 ブリッツブロッツの胸部についていた結晶体は、光線技を一旦受け止めて、逆にその光線をウルトラマンに打ち込むことで攻勢に出ていました。 これはよく考えてみると、一旦吸収はするものの無限ではないということで、ブリッツブロッツ自体は根源的破滅将来体の側近が初めて地球に直接攻め込んできた破滅魔人であったものの、G.U.A.R.D.主要施設のみを攻撃していたことやウルトラマンアグルのライフゲージからエネルギー体をむしり取ってしまったところを見ると、確かに高い知性を有してはいましたが、それは根源的破滅将来体に洗脳されたか、作られた人工的なものだったのかもしれません。 人工的だから必要以上のエネルギーをため込む必要もなく、相手に打ち込むことでエネルギー発散という構図が見え隠れしていました。 ウルトラマンアグルとの戦いでは、フトンクラッシャーを吸収し打ち返すことでショックを与えていましたが、ウルトラマンガイアとの戦いでは、フォトンエッジのエネルギーを全部吸収した上にクァンタムストリームをも吸収しようとしましたが、長時間に渡るクァンタムストリームの吸収の結果、ブリッツブロッツの結晶体もエネルギー吸収の限界点を超えていました。 もし根源的破滅将来体が本気で吸収能力を備えた怪獣を作り上げようとしたら、その結晶体が限界点があるようなモノではなかったと思うし、人間、ウルトラマンをこの時点ではなめていたか、地球侵略が思うに任せず焦っていたための結果だったのかもしれません。 ![]() そういう能力的なことは置いといても、ブリッツブロッツの知性の高さは大いに魅力的だったし、何より烏天狗がモチーフになっていたことは見逃せません。 烏天狗ったって、現代の人間にはわからないでしょうし、それが古来・日本の伝説上の化け物だったことを思うと、面白い着眼点でした。 肩書は破滅魔人とか言われてますけど、そういう感じもせず、さりとて正面から怪獣・宇宙人と言うのもイメージが合わず、地位の高い化け物であることは確かなことですが、何とも表現しようがない怪獣でしたが、そこがまた魅力的でした。 ![]()
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[PR] 2013年 05月 15日
![]() イカファイアとコンビを組んだテレビバエの情報収集能力は、仮面ライダーV3の能力の高さの前に無力だと思ってました。 けれど、砂地で戦うことで仮面ライダー1号・2号の後継者であった仮面ライダーV3の最高の特徴であった脚力を奪い、イカファイアの吐き出した墨のようなものはダブルタイフーンに狙いが定まって、ダブルタイフーンを機能停止に追い込んでました。 これでは仮面ライダーV3はエネルギー補給がままならず、コンバーターラングがあろうと、長期戦に持ち込まれればエネルギーの減少と共に、弱体化するという仮面ライダーV3の弱点を見事についていました。 やっぱり、テレビバエの行動は役に立ってたんですね。 ただ、砂地=海辺ということで海風がすごく、イカファイア自慢の火炎放射器がうまく作用しなかったのは、計算違いだったかもしれません。 イカファイアは従来の・・・イカファイアより後に出てきたイカの改造人間と比べても、以下特有の多数の足を鞭のようにふるって攻撃するという側面は見られませんでした。 その代わり、左腕についていた火炎放射器が最大の武器で、これを前面に出していた戦いでした。 この火炎放射器から発せられた火炎は何度位あったんでしょうね。 捕まえて、人間体に戻った仮面ライダーV3を棺桶に入れて火葬して殺そうとするよりも、どこかに括り付けて自慢の火炎放射器で焼き殺そうとした方がうまくいったのかもしてません。 そんなことしたら、番組が無くなっちゃいますけどね(笑) 見た目も体色が赤く、まるで燃える戦士というかファイターのような感じがしたイカファイアは、機械合成改造人間が売りであったデストロンの最高傑作の一つだったのかもしれません。 テレビバエとのコンビネーションもよく、従来2体もの改造人間が同時に出たりすると、手柄争いをして自滅と言うのがお決まりのパターンでしたけど、デストロン初期の改造人間たちは、よく自分の役どころをわきまえていたと思います。 テレビバエが情報収集家であったならば、イカファイアはその情報を利用した攻撃家。 単に、仮面ライダーV3の知られざる秘密までは分からず、そこにやられてしまったという感じですね。 ![]() イカファイアの多数の足は鋼鉄製だったと思います。 そこがもう一つの武器であったわけですが、これを使わなかったのは何か理由があったのかもしれません。 人質をとり、動きのとれなくなった仮面ライダーV3をいたぶることで、じわじわ追い込もうとしたところで隙ができ、ライダー遠心キックでやられていました。 遠心キックは遠心力を利用したV3キックの強化版ともいえる技ですが、これ1発でイカファイアがやられてしまったのは、何か物足りないものを感じていましたね。 ![]()
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[PR] 2013年 05月 13日
![]() 昔、怪獣ブーム第1機の頃はよく四足怪獣が出てきました。 通常は四足であり、敵と戦うときも四足であることが基本なんですけれど、戦いの中で興奮すると二本足で立とうとしているとこは、通常の犬や猫のペットの類と変わらないようです。 高みに欲しいものがぶら下げられると、それをめがけて立とうとするところは、いかに四足生物とは言え、二本足で立とうとするところに本能めいたものを感じます。 初代ウルトラマンに登場したガボラもそうんな感じでした。 幾多の怪獣の着ぐるみを再利用して・・・なんてことは制作サイドの工夫でどうにでも演出できるということの証明のような怪獣でした。 度の着ぐるみも基本は四足怪獣でしたから、ガボラも当然のように四足怪獣でしたけど、このガボラの面白いところは頭部を6枚の鰭で囲ってしまったところでしたね。 まるで掘削機の先頭部分のように尖っていて、これで地中を掘り進む能力があったようです。 太古から生存していた怪獣らしいですが、地中を掘り進むうちにウランに出くわし、それを食べてしまったがために大型四足怪獣になってしまったというところでしょう。 頭部を6枚の鰭で囲ってしまって、どうやって前を向いて進むことができたのか・・・地中深いところにあるウランの匂いでも嗅ぎ付けていたのか、その辺りは分りません。 ![]() しかし、その鰭は鋼鉄の何倍もの硬度を誇り、この鰭を開かなければ無敵の体力を持った怪獣だったかもしれませんね。 怪獣の基本は四足にあり、なんてことを思ったりしますが、初代ウルトラマンに登場した四足怪獣は皆、四足怪獣であることに威厳と誇り、そして道理がかなってたと思いますね。 だから、見栄えがし、この見栄えも四足であることが道理にかなっていなければ無理強いしてるように見えてしまいますから、歩行模様を演じるのにもやっぱり無理が出てしまいます。 ![]() ガボラは自らの身体を大きくしてしまったところから、ウランとは切っても切れない関係のようになり、好物となりましたが、それはウラン内蔵型怪獣ということでもあり、それだからこそ初代ウルトラマンはスペシウム光線を使わなかったかもしれませんね。 キックで若干ひるんだガボラの背後にまわり、鰭を引きちぎってしまい、実はこの鰭こそがガボラの生命線であって、それを引きちぎられたことは、その時点で勝負あったと言えるでしょう。 弱体化したガボラに首投げ一閃。 これで巨体を有していたガボラもたまらず、宇宙墓場へと旅立っていきました。 ウランが鉱物、6枚の鰭をもって、その鰭の外壁はとにかく固かったと、いろんな要素がちりばめられていて、単純にはいけそうもない面白味がタップリの怪獣でした。
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[PR] 2013年 05月 11日
仮面ライダーの探査能力は、その優れた聴力とCアイによるところが多かったですけど、自らの体内装置による身体能力の大幅な向上によるものでした。 ただ、身体能力であるということは、仮面ライダーは人間である部分もあったわけですから、通常の人間よりも優れていたとは言え、限界があったように思います。 Oシグナルは、仮面ライダーの周囲に敵怪人が忍び寄った時に効果が表れるものでしたから、能動的な探査能力を発揮するための能力ではなかったようです。 性能的に仮面ライダーを上回る能力を身に着けた敵型改造人間は、当初からチラホラ見受けられましたが、メカを内蔵した改造人間としては信じられないほど、進化していましたし、何より優れた頭脳と格闘センスにおいては、仮面ライダーを上回る改造人間はいなかったでしょう。 ここに能動的に発揮できる探査能力があれば、敵が巧妙な作戦をとって仮面ライダーを攻め込もうとしてもかなり防げて、仮面ライダーにとっては有利に働くのになあ、と思ってた時期がありました。 身体から離れた武器を持つ仮面ライダーは、仮面ライダーXの登場まで待たなければなりませんでしたが、その走りは仮面ライダーXよりも前に登場した仮面ライダーにもありました。 仮面ライダーV3で使用されたV3ホッパーがそれです。 ![]() ![]() ![]() TV版でない仮面ライダーV3を演出したのは、他に漫画版などがありましたが、そこでは武器としての使用もあったようです。 自分はTV晩しか見てませんから、V3ホッパーと言えば仮面ライダー初の身体から離れた機能で、しかも待ちに待った探査能力器でした。 仮面ライダーV3の腰のあたりに備え付けられた筒のようなものを頭上にかざし、500M上空まで発射すると、その位置から10キロ四方の模様が映像として仮面ライダーV3の触角アンテナに送られ、自動的にCアイに映像が映し出されるといった代物で、当時としてはかなり画期的な機能でした。 敵に逃げられそうになったとき、遠隔操作で攻め込まれそうになったとき、自分の周囲の模様や人質の居場所を探査するときに多用されたようです。 後に仮面ライダースーパー1でレーダーハンドという攻撃兼探査能力を備えた者が出てきますが、仮面ライダーXのライドルと言い、仮面ライダースーパー1のレーダーハンドと言い、この仮面ライダーV3のV3ホッパーがその先駆者的位置にあった機能なんでしょう。 こういう機能を仮面ライダー3号たるV3に備え付けたということは、仮面ライダー1号も2号も長く続いた歴戦の中で、その必要性をイヤというほど感じていたということなんでしょうね。 ![]() ![]() 単なるレーダーということ以上に、映像そのものが仮面ライダーV3自身に送信されるところがミソで、当時こういう映像が送られるという発想は、誰も思い浮かばなかったことだったでしょうから、そういう意味でも画期的でしたし、26の秘密の一つに入っていたこと自体がうれしかったですね。
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[PR] 2013年 05月 10日
![]() 仮面ライダーと言えばライダーキックが決め技のポピュラーなところです。 当然、ライダーキックは仮面ライダー旧1号によって初披露となり、伝承の世界となりました。 格闘戦の中、仮面ライダーが攻勢にでて押し気味となり、敵怪人の隙をついてライダーキックを決め込むというのが仮面ライダー旧1号から仮面ライダー旧2号までの流れでした。 しかし、ライダーキックに行くまでのつなぎ技も、ショッカー改造人間が強化されるに従って必要になったようで、その中のほとんどがライダーパンチであり、ライダー返しでした。 仮面ライダー2号は特に腕力に優れていたため、ライダーパンチが決め技になることもありましたが、ライダー返しは仮面ライダー1号にとって華麗な技の考案と俊敏性が行かされて発明された技であり、仮面ライダー2号は優れた腕力を発揮した伝承の技だったといえるかもしれません。 いずれにしてもライダー返しはその使われるタイミングによっては決め技にもなっていました。 強化コブラ男、エレキボタルがその犠牲となっていますね。 しかし、見ていて見逃しそうになるものの、仮面ライダーが決めにかかろうとするとき、敵怪人に衝撃を与え体制を崩させる技としてライダー返しを見ていると、これほど効果的な技もなかったかもしれません。 仮面ライダー旧1号が蝙蝠男を倒したライダー投げという技がライダー返しに応用されて使われたと思っていますが、改造人間になり暗黒組織ショッカーと戦わなければならないと悟った時、既に戦いの連続の中に身を置いていたはずであり、2戦目の蝙蝠男戦で投げ技を披露したこと、それをお応用したライダー返しが強化コブラ男戦に使われたこと自体は、IQの高い仮面ライダー1号の戦いのセンスの良さを感じさせるものでした。 きっと、運動神経のみならず、格闘技にも精通していたんでしょう。 そうでなければ投げ技をいきなり決め技には使えなかったでしょうし、その応用も見事なものです。 仮面ライダー2号は脳改造の寸前に仮面ライダー1号に助け出されたということですが、その後ヨーロッパに転戦するまでのわずかな間に、いろんなものを仮面ライダー2号に残していきましたね。 旧サイクロンから改造サイクロン、改造人間のあり方、ショッカーとは・・・正義とは・・・そんな中にライダー返しも含まれていたのかもしれません。 キレを感じた仮面ライダー1号のライダー返しに対し、パワフルな感じだった仮面ライダー2号のライダー返し。 どちらも見事な使い手で、ショッカー壊滅後デストロン登場まで使われていたのは、使い手としてのこだわりがあったのかもしれません。 ダブルライダーがツープラトンで発揮したライダー返しもあって、これは見応え十分でした。 ![]() 仮面ライダー2号は、そのパワーを応用し、敵怪人を抱え上げて共にジャンプし、空中で投げの姿勢に入り、片手で敵怪人を空中回転させてから地面に叩き付けるというライダー二段返しも披露してくれました。 これも期待を裏切らない見事な技でした。 おそらくこのライダー返しを起点として、決め技に持っていくまでに効果的な技を・・・ということでいくつかの技が開発されましたが、決め技にもなったもののつなぎの技としての真骨頂を見せてくれた技がライダー返しではなかったでしょうかね。 ![]()
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[PR] 2013年 05月 09日
![]() このイソギンジャガーが登場した話は、仮面ライダーの原作家・石ノ森章太郎がメガホンをとった話でした。 場面場面のカットが印象的で、特撮TV番組とは思わせないような構成でした。 話の持って生き方もスピーディだったし、敢えて無声の場面を挿入するなど、いろいろ工夫されてるなといったところでした。 しかし、石ノ森氏はあくまで漫画家で出てきた人なので、こういう試みは続けてやるもんじゃないでしょうね。 主人公である仮面ライダーも、その相手であったゲルショッカー怪人イソギンジャガーも若干影が薄くなりがちでした。 イソギンジャガーのモチーフはイソギンチャクとジャガーの合成でしたけれど、イソギンチャクは水筒のような体つきで上部の人間でいう頭のてっぺんに口があり、その周りに植毛が映えていて、その植毛に毒が含まれており、口の部分の下部に岩に吸い付くような足が付いており、一見植物のようでありながら、動物の一種なんですよね。 その証拠にイソギンチャクは、自らの力で移動できますしね。 水筒のような身体つきに、頭のてっぺんに口がついてるとなると、イソギンチャクをモチーフとした改造人間ではショッカーの改造人間イソギンチャックがいました。 これがイソギンチャクをモチーフにした改造人間としては最高なんだと思います。 イソギンチャクはどうしてもその体型と口が弊害となりそうな感じがします。 イソギンジャガーがセリフを吐く場面も多かったと思いますが、常に口を開けっ放しのような感じがあり、どうにも締まらない感じがついて回りました。 締まらない感じなのに、イソギンジャガーの武器の一つが触手締めという強烈な絞め技で、これには仮面ライダー新1号も苦戦していましたね。 長い触手で、締め付ける力はジャガー並と言ったところだったんでしょうか。 仮面ライダーは初期のころに比べると段々と派手気味になっていって、ゲルショッカーの頃は結構スゴカッタと思います。 その一つの象徴がこのイソギンジャガーにありましたが、ピンクと黄色の体色ときたら、今でいうケバい感じがして、何もここまで派手にしなくても、と思ったものです。 触手締めと毒水噴射という武器はよかったのですが、見ていてイソギンチャクの特徴を生かすあまり、ジャガーがどこかへ行ってしまった感じは拭い去れません。 ![]() イソギンジャガーは最後にライダーポイントキックによって変身装置が破壊され、人間に戻りますが、これもおかしな設定でした。 イソギンジャガーに限らず、歴代の改造人間には大体変身機能はありましたし、もちろん仮面ライダー自身もそうです。 これではいつか仮面ライダーも人間に戻れるということになってしまいますし、人間でありながら人間でないという改造人間の悲哀という仮面ライダーの最高のシチュエーションが否定されることになりますから、こういう最後は感心しませんでした。 物語の流れから仕方のない設定だったんでしょうけど、更なる一考が求められる最後のシーンでした。 ![]()
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[PR] 2013年 05月 06日
![]() ウルトラQに登場したM1号って、当時はその名さえ知りませんでした。 自分が後に歴史や考古学に興味を持った時、人間の源は猿、或いは猿人にあるらしいことを知りました。 疑う余地のないこの猿人の話・・・いろんな研究材料と検証によって導き出されたことなんでしょうし、確かに猿人と人間の姿って似てますから、疑いようもないんでしょうけど歴史と考古学は修正されながら今日に至るものですし、その時代を見た者、映したものなんて何もないわけですから、本当に確実なことなのかと言われると何も言いようがありません。 生き物は太古の時代から進化を繰り返して、生き残った者は今の時代にある姿になっていますが、意外と太古の時代の姿と今の姿は同じようなもので、猿人の元が猿ということなら、人間の元は猿ということになり、似てはいますが、明らかに違うもので、進化の過程で姿が変わっていったと言われてもどうにも納得できないところがあります。 それは抵抗感とか違和感みたいなものかもしれませんが、進化の過程を見たことがいないのも事実であり、本当に神のみぞ知る、ということかもしれませんね。 M1号は人工生命体で、当初はゼリー状のものであり、遺伝子活動を抑えられていたところ、不慮の事故のようことでカメラのフラッシュに敏感に反応を示したことでその遺伝子活動が激しくなり実体化したものですが、その姿はゴリラと人間の中間、しかもかなりゴリラの姿に近いものでした。 2.3歳児レベルの知能を有していたということですが、人工生命体として遺伝子操作をしたものですからその知性を有することを前提としたものだったんでしょうけど、実体化した姿がゴリラのようであったということは、やっぱり作り手の頭の中には人間の元は猿人にあったというところから離れなかったんでしょうね。 人間の作り出した人工生命体だったから、やっぱり猿人から始まるということだったんでしょうけど、この辺りに創意があったらどうなっていたんでしょうね。 MはMan MadeのMだから、M1号だったということでしたけど、無事に研究が進んでいたらM2号、3号と作られたかもしれず、その時の姿を見てみたかったようにも思います。 ![]() 命の想像は神の領域で、今でもクローン技術は進化していますが、命の創造という領域は人間如きが手を出してはいけない領域だと、今でも思います。 人間が今日まで進化してきた過程は、神のみぞ知るということを思うと、手の出しようがない領域だとも思いますが、知りたい欲を人間は抑えきれないものですから、聖域とか倫理的なものにも手を出そうということは、いつか痛いしっぺ返しを食らってしまうような気もします。 ウルトラQはあくまで特撮番組だから、M1号のような設定と展開も見せることができたんでしょうけど、それでも呪縛からは逃れられなかった証拠が、このM1号の姿にはあったような気がしますね。 宇宙空間に吹っ飛ばされた時の残した「私はカモメ、私はカモメ」というM1号のセリフは、旧ソ連が宇宙活動中の全ての飛行士に個人識別用のコールサインを付与し、ワレンチナ・テレシコワという宇宙飛行士に付与された「チャイカ」(カモメのこと)というコールサインがワレンチナ・テレシコワが宇宙で最初に発した言葉でしたが、なぜこのコールサインが使われたのかということについてはよくわかりません。 当時流行後のような感じで有名になりましたが、その影響を受けていたということしか思い浮かびませんね。 ![]()
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