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2014年 11月 12日

カマキリガン


カマキリガンを見ていると・・・ってストーリー自体ほとんど忘れかけてるくらい見てないんですけど、ドグマ怪人といったって基本的に改造人間ですけど、どこに人間的要素があるのか窺い知れない感じがします。
カマキリガンの胸の装甲みたいなところは透明で、体内メカが見えてたりしますから、物凄く機械的な感じがします。
仮面ライダーも仮面ライダースーパー1で9人目の仮面ライダーということになりますが、それだけ最新式なスペックを持つほど、科学力が進んでるということになります。
ということは仮面ライダーの敵組織にも同じことが言えるわけで、仮面ライダースーパー1の当初の敵組織であったドグマも得体がしれない組織のイメージが強く、一種の新興宗教組織のようなところが多いですが、ショッカーに比べても相当科学力が進んでいたいう子ともいえるでしょう。
身体のほとんどがメカでありながら、基本は人間的要素があって初めて改造人間と呼べると思いますが、カマキリガンには人間的要素というより動物カマキリのエッセンスが強かったと思います。
ドグマの服従カプセルが埋め込まれた脳だけが人間的要素であり、それだからこそカマキリにはない思考力があったんでしょうね。

服従カプセルが脳に埋め込まれてるということは、それだけ組織に支配されテルということともともと改造素体であった人間が歪んだ思考の持ち主だったからこそつけ込まれたということが言えると思いますね。
カマキリガンを見ていて思ったのは、ドグマは要人拉致のために作り出した改造人間にドグマ拳法を仕込んでいなかったことが最大の落ち度でしょう。
カマキリガンにはカマキリの改造人間らしく、左右の腕先が鋭い大鎌になっていましたが、その使い方には「死の大釜クロス」という技があったものの、単に敵を切断するために振り回しているようにしか見えませんでした。
カマキリガン最大の武器であったオオカマをもっと効果的に使うためには、使用方法があってそれがドグマ拳法によるものだったとしたら、もっと面白いものになっていたかもしれませんね。

確かにカマキリガンの目的は要人拉致にあったわけですから、見ていて目が回りそうな眼を使って相手を催眠状態に落とし込むことこそが使命だったんでしょうけど、ドグマ怪人としての武器に使用方法を求めていれば、仮面ライダースーパー1にオオカマの動きを見切られて、パワーハンドで破られることもなかったかもしれません。

しかし、ストーリーに追われる怪人が多かったものの、想像力をより掻き立てられる怪人が当初のドグマ怪人であり、いろいろ考えながら見ていると面白い感じもしたのがドグマ怪人であり、カマキリガンもその中の1匹でした。


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# by mon1011si | 2014-11-12 22:31 | 改造人間 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 09日

彷徨の雷鳴


仮面ライダーSpiritsも仮面ライダーストロンガー編において、ようやく主人公が未完成のまま悪の組織の先兵として出てきました。
バダンの一般兵士も、仮面ライダー2号編において後の仮面ライダーZXの姿を模した姿として登場していましたけど、バダン怪人も含め精鋭7名の選ばれた兵士として仮面ライダーストロンガーを急襲していましたけど、その精鋭13名の戦士のリーダーが「ムラサメ」と呼ばれたコマンダーでしたね。
当然の如く本能に目覚めたり、自我意識に目覚めた状態ではなく、バダンが開発した怪人の強化版として登場した姿は、完成1歩前の仮面ライダーZXの姿でありながら、スペックは異なる要素満載でした。
マイクロチェーンが手首をずらして、相手を射抜くような武器として発射されたり、衝撃集中爆弾がいつの間にかコマンダーと呼ばれる兵士の手の中にあって手裏剣代わりに使用されたりと、後の仮面ライダーZXの武器が散りばめられているものの、まだ完成前の未使用段階でありながらかなりの効果を上げていたことはコマンダーと呼ばれた兵士が、うっかりすると仮面ライダーストロンガーがチャージアップした時よりも高性能であったかもしれないことが伺えます。
このコマンダーを対仮面ライダーストロンガーに差し向けながら、インターポールの捜査官として差し向けられた三影英介が仮面ライダー対策として立花藤兵衛に差し向けられたのも見逃すことはできません。
三影英介はこの時すでにバダンに寝返りながら、その事実を隠して潜行し、立花藤兵衛から仮面ライダーたちの居所を聞き出そうとする傍ら、仮面ライダーストロンガー対策用に差し向けられたコマンダーを中心とした13体もの精鋭部隊のサポートをも果たさせようとしていたんでしょう。

それでも仮面ライダーストロンガーは、13体もの精鋭部隊と同等の能力ながら数で劣るものの、チャージアップした状態ではその性能を完全に上回り、超電ドリルキックを決めていたところが精鋭部隊にとっては衝撃だったことでしょう。
劣勢から攻勢へ・・・と向かうところ、コマンダーに背後を取られたばかりにコマンダーに対しては完全に劣勢となり、精鋭部隊でも図抜けて高性能であったコマンダーにしてやられそうになっていたところに、バダン科学力の恐ろしさが伺えます。
半死半生・・・コマンダーの攻撃を受けた仮面ライダーストロンガーは正にそんな姿となり、変身状態も解けてしまいました。

仮面ライダーSpiritsにおける仮面ライダーストロンガー編は、もう一つのこだわりがありましたね。
戦士だったタックルへの想いがそれです。
立花藤兵衛が仮面ライダーたちの傍を離れ第一戦から身を引いたのもタックルへの想いからでしたし、ブラックサタン・デルザー軍団との戦を終えて随分と時間が経っていたはずなのにそれでもこだわりを見せた行動をとっていた城茂。
ひょっとしたら仮面ライダーストロンガーとはタックルと合わせて一人の戦士だったのかもしれません。
それはつまり、自分の想いだけで戦っているわけではなく、志半ばでデルザー魔人・ドクターケイトを葬り去ろうとして自分も自滅してしまうことを承知の上でいってしまったタックルの想いも背負った中で戦い抜いてきたのが仮面ライダーストロンガーという戦士だったんだろうということです。

ですから、コマンダーの発射したマイクロチェーンに胸もとを射抜かれ窮地に追い込まれながら、タックルの捨て身の技を自らの能力を重ね合わせるように使用してコマンダーをはじめとした13体もの精鋭部隊を一気に壊滅させた超電ウルトラサイクロンは、タックルへの想いを込めた渾身の一撃だったという具合に思えました。

その爆破の影響で半死半生となった三影英介は、コマンダーの脳髄をニードルになんとか持ってきたことで、三影自身の運命や仮面ライダーZXのボディ完成に向けたバダンの行動のが加速されていったということを見ると、火炎ライダーストロンガー編は一つのエピソードとしては見ることのできない名作となっていましたね。


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# by mon1011si | 2014-11-09 22:32 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 26日

アーナカルゲ ~その2


暗黒宇宙ダークマターの影響で、地球を取り巻く自然環境の中にも突然変異した生物が出てきて、それが怪獣化したのがウルトラマンネオスの怪獣たちだったと思います。
ビデオ版でウルトラマンネオスを見るまでは、どんな解呪が登場するのかわからず、偶然雑誌か何かで知ったドレンゲランを基に想像したりしたこともありましたけど、タイプは全く異なりながらもどこかアーナカルゲの姿にはドレンゲランを感じていました。
ドレンゲランはザム星人に操られた宇宙怪獣だったと思いますが、アーナカルゲは地球産であり、言い方を変えれば神話怪獣だったかもしれません。

ダークマターの影響で微生物が突然変異して鉱物に取りつき、怪獣化していったのがアーナカルゲということだったと思いますが、資源としての好物が発掘される地域では、洞穴の守り神のように竜がモチーフになった守り神がいて、それがアーナカルゲと呼ばれていたようです。
ですから怪獣としてのアーナカルゲという呼び名には、然したる意味はないということになりますが、微生物が取りついてしまった鉱物資源は、どんな好物だったんでしょうね。
ハートビーターがアーナカルゲの肩に引っかかっていたというより、吸いつけられていた印象とアーナカルゲの身体を見るに、金属製の好物で鉄鉱石に近いものだったのかもしれません。
元々が様々な形と大きさを持つ鉱物がまとまった身体でしたから、固そうな身体つきとは裏腹に細かい動きが出来ていたところにアンバランスがあり、槍のような武器になる長い腕先のようなところが痛快でもありました。

鉱物資源を基にした怪獣がアーナカルゲでしたから、弱点は異常低温にあったかもしれません。
通常兵器では何ともしがたい硬い身体つきのアーナカルゲが異常低温にあるなら、寒暖の差を使う戦法が最も効果的であり、氷漬けにしたアーナカルゲをネオ・マグニウム光線で粉砕したのはその証明のようでした。

ビデオ版ウルトラマンネオスの第1号怪獣であったアーナカルゲは目立ちはしませんでしたけど、いろいろ勉強になる要素が込められた怪獣であったと思いますね。


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# by mon1011si | 2014-10-26 01:24 | 怪獣 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 19日

密林の破壊神


仮面ライダーアマゾンの物語は、「トモダチ」が大きなポイントでした。
仮面ライダーSpiritsの仮面ライダーアマゾン編でもその「トモダチ」が大きなカギとなっており、ビクトルハーリンという作られた天才児という物語上大きな要素=登場人物が、自らの境遇で孤立するところ、仮面ライダーアマゾンのとの触れ合いの中で、「トモダチ」という大事なことに気づいて、それ以降も物語が展開していくことになりました。
よりギアナ高地は、現実においても解明されていないことが多く、数メートルから手百メートル以上もの高さの中に息づくテーブルマウンテンが地球の地殻変動により何千年もの間に生き残った地殻であり、最後の秘境と呼ばれているそうです。
このテーブルマウンテンは人知れない、いや知ることができない環境にあって、大自然の大いなる影響を受けて出来てることもあって、環境的にも生物的にも未解明なことが多く、こうした特撮ものの漫画の中では意外でもあり、興味をそそられる環境でした。
仮面ライダーSpiritsにおける敵組織はバダンですが、まだこの時期、バダンの色々な側面が一つ一つ出てくるということになっていますが、テーブルマウンテンをデビルズマウンテンに置き換え、そこに息づく生物をラストバタリオンとして、バダン怪人の大きな要素、素材にしようとしていたことが伺えます。
ラストバタリオンの遺伝子を利用してバダンは独自の怪人を作り出そうとしていたようですが、その遺伝子をうっかり人間が手にしてしまったために、その遺伝子がそれまで人類が知ることのなかったものであったために、実験的にその遺伝子を組み込んで人間を作り出してみたところ、わずか9歳にしてIQ300という天才児を生み出してしまいます。
それがビクトルハーリンであり、特殊な遺伝子が組み込まれた人間であったからこそ、デビルズマウンテンにの遺伝子の流れをくむラストバタリオンを知ろうとして、バダンに狙われます。
ラストバタリオンの遺伝子研究の果てに出てきた改造人間がトカゲロイドであり、ニードル、アスラ、プアゾンの3本柱がここにきて初お目見えとなっていました。
その彼らが自分たちと同じ遺伝子を組む人間がいたことにより、ラストバリアンを手なずけることができたこともあって自分たちの手の中に収めようとしますが、ビクトルがそれまで仮面ライダーアマゾンと触れ合ってきたことにより、世界征服の中で独りぼっちになることより、自分のために死力を尽くしていたことに感銘を受けて、「トモダチ」の大事さ知ることになったことが、この仮面ライダーアマゾン編の最大のキーポイントでした。

ニードル、アスラ、プアゾンという当初の大きな3本柱の登場、バダン怪人の大元の遺伝子の存在ということよりも、ビクトルという孤高の天才児が「トモダチ」という感覚の重要さを知ることになったこと自体が、後々物語上、大きなポイントになったと思いますね。
このやり繰りはうまく仮面ライダーアマゾンの特性を生かした物語の展開だったと思いますし、名作に違いない展開だったと思いますね。

ラストバタリオンの遺伝子操作は、既に二ードル自体が会得しており、瞬時に仮面ライダーアマゾンにやられたトカゲロイドを復活させ、幾度も仮面ライダーアマゾンに攻撃されながらの意に介さず、ニードルの遺伝子操作がトカゲロイドの細胞の暴走を招き、数十メートルもの身体を有す怪獣と化してしまうシーンは、見応えタップリでした。

ここで出たスーパー大切断は、実写版ではうまく描くことが出てていませんでしたが、独自の解釈で見応えあるものとして描かれたことは、古代インカパワーも底知れぬものだということを再認識させてくれて、そこが痛快でした


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# by mon1011si | 2014-10-19 23:23 | アニメ | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 15日

コウモルジン


蝙蝠も良く改造人間のモチーフになっていました。
仮面ライダー第2話に登場した蝙蝠男に始まり、サボテンバットやコウモリフランケン、コウモリ獣人といろいろいましたけど、仮面ライダーを語る上で欠かせない怪奇性やオドロオドロしい気味悪さは暗闇をバックにしたとき、思い切り発揮されるものだと思いますが、この特徴をすべて兼ね備えていたのがモチーフとしての猛盛だったと思います。
蝙蝠自体に毒を持ったり、悪どさと行った者はないのですが、洞穴等の暗闇で目が退化してる反面、自ら出す超音波を行動の指針にしているところや。ビールスを持っているようなイメージは仮面ライダーシリーズの改造人間のモチーフとしては使わずにいられないといったところでしょうか。

蝙蝠は翼があって飛行能力も持っていますから、仮面ライダー初の空飛ぶライダー・スカイライダーでは当然のように早くに出てきました。
その名もコウモルジン。
闇に暗躍し、毒素製造のための子供の血液を得るために、夜な夜な行動するコウモルジンは、蝙蝠の超音波を意識したのか催眠音波の様なコウモリ笛を使用することで、子供たちを餌食にしていきましたけど、このコウモリ笛は子供大人問わずに効用があったようです。
蝙蝠のイメージから出てくる吸血行為は、コウモルジンにも当然にようにあって、子供の血液を利用して特殊な毒液を製造しようとするところは、蝙蝠の吸血行為を儒分意識してのことだったと思いますね。
この吸血能力を遂げるため、コウモルジンには敵を切り刻むための大きな爪と溶解液を噴射する能力がありましたが、スカイライダーとの対戦においてはコウモリ笛に苦戦はするものの、期待してた飛行戦はそれほど見られませんでした。

セイリングジャンプにより飛行するスカイライダーとコウモルジンとの戦いが、この対決の大きな目玉だったように思っていましたが、従来の路線や原点回帰を意識するあまり、スカイライダー最大の特徴を生かした飛行戦を演出する意識はなかったようですね。

思うにシリーズものならば、原点回帰は十分踏まえなければならないところですが、リアルに出てきているHEROの最大の特徴は意識して演出しなければいけなかったと思いますし、そこ残念と言えば残念です。
しかし、それでもコウモルジン自体の造形はよく、蝙蝠を使った改造人間にハズレはないということはここでも生かされていましたね。

コウモルジンはフラッシュ、輝きに弱い点は演出が良かったと思います。

できたらスカイライダーが変身するときにトルネードから迸るエネリギーによって放たれる輝きにコウモルジンが怯むシーンも見たかったように思いますがねえ。


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# by mon1011si | 2014-10-15 23:20 | 改造人間 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 13日

ウルトラ念力


ウルトラ戦士は人智を超えた世界の超人ですから、使える超能力の中には念波があってもちっともおかしくなかったですね。
ウルトラシリーズが始まってからしばらく時が経って超能力ブームがやってきましたけど、そのブーム以前に超能力に関しては誰もが興味津々であり、だけど情報不足からよく話題になっても掘り下げることができませんでした。
でも、その超能力の使い手がウルトラ戦士だと思うと、想像力の世界一杯に超能力の表現は出来ただろうと思います。
最も視聴者から注目されたのは、初代ウルトラマンの時に披露されたスぺシウム光線を初めとした光線技でしたけど、ウルトラセブンの時の主武器がウルトラセブンの頭部の独立した身体器官が脱着するアイ・スラッガーであったことは意外な驚きでした。
別名宇宙ブーメランとも言われたこのアイ・スラッガーは、当初投げたら自分のところに弧を描いて戻ってくるブーメランそのものであり、きっとウルトラセブンの投げ出すパワーがスゴイんだろうなと思っていました。
だから、怪獣を切り刻んだ後、きっちりとウルトラセブンの手に戻ってくるんだと・・・
アイ・スラッガーがウルトラセブンの念動力でコントロールされていると知ったのは、結構後になってからで、それと同時にウルトラセブンは念動力に代表されるウルトラ念力の使い手であることも知りました。

超人ウルトラ戦士は基本的に皆、ウルトラ念力を使えたはずで、初代ウルトラマンのウルトラサイコキネシスもそうでしたし、帰ってきたウルトラマンの最大の決め技になったウルトラブレスレットも念力操作のによる武器そのものでした。
そうした中でも、ウルトラセブンは最大のウルトラ念力の使い手であったのは、アイ・スラッガーに現れていますが、明確に意識したのはイカルス星人戦で最後に念力でイカルス星人を投げ飛ばしてしまったことでした。
ガンダー戦でもウルトラ念力は有効に使われていましたけど、こうしてみると異次元や極寒の中で自分の思うように戦えないシチュエーションにおかれたとき、ウルトラセブンはウルトラ念力を有効に使っていたのだと思います。
改造パンドン戦で仕留めた反転アイ・スラッガーもウルトラ念力が見事に使われた名シーンでしたけど、スケールが違うと思ったのがギラドラス戦で戦い終えた後、ウルトラ念力で気象条件まで変えてしまったことでした。
いずれもウルトラセブンが本来の姿の時に使われていて、巨体だけにそのウルトラ念力そのものの効用が大きいのかなとも思うんですけど、これは身体的なことより精神的な器用さがモノを言ってたのであり、ウルトラ念力の影響する範囲みたいなものはウルトラセブンの精神力の高め方で変わるんでしょう。

このウルトラ念力はウルトラセブンが本来の姿ではない人間体の時にも使用することができ、それはウルトラマンレオの時に人間体でありながら怪獣そのものを幾度もひっくり返してしまったシーンが顕著でした。
そうでなくても、変身シーンでウルトラ・アイがどこからか飛んできてモロボシ・ダンの目にフィットするなど、これもウルトラ念力の一つの使い方だったんでしょうね。

カプセル怪獣もウルトラ念力で捜査してたようなシーンもありましたし、ウィンダムをエメリウム覚醒光線で正気に戻させたのもウルトラ念力が使われていたからこそと思います。

ウルトラセブンは炎のファイターと言われますが、それこそ燃えるような闘志があっての事だと思いますし、その一つがうまいこといろんな効用をもって「使われていたのがウルトラ念力ではなかったのか、と思う次第です。





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# by mon1011si | 2014-10-13 22:40 | 昭和のウルトラ | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 11日

ライダーパンチ


仮面ライダー2号は、元来打倒仮面ライダー1号用の改造人間としてショッカーにより創出された改造人間だったはずです。
それまで幾体もの改造人間が仮面ライダー1号によって破壊され、そうした中で仮面ライダー1号を倒すためのデータが蓄積されていたと思います。
仮面ライダー1号とは言っても、元々はショッカーによって創出された改造人間であり、改造手術にあたってのデータや設計図は持っていたはずですから、打倒仮面ライダー1号用として仮面ライダー2号を創出しようとしたとき、仮面ライダー1号用のデータや設計図が基になり、その上で幾体もの破壊された改造人間との戦いの中で蓄積されたデータが加味されていたものと思われます。
旧型・新型と言い分ければそうなのかもしれません。
旧型が仮面ライダー1号であり、新型が仮面ライダー2号ということになりますが、スペック的に人工筋肉の量が増やされ、その為に多大なエネルギーが必要となったことからタイフーン自体もエネルギー吸収力を増す意味でも回転数が増してた上にエネルギー転換・貯蔵のためのエナジーコンバータが増強されていたのが仮面ライダー2号ですね。
ですから改造素体となった人間には肉体的にタフな格闘技家が選ばれ、活動量の多さに耐えうる人間が選ばれていたのもと思います。
それが一文字隼人・・・ということになりますが、頭脳的にはともかく格闘家としてより以上に優れていた面に目をつけられていたということになります。

一文字隼人はカメラマンが職業でしたけど、柔道家空手家としてかなりの有段者であり、腕力脚力にもともと優れたものを持っていたところにバッタの能力を生かした仮面ライダーに改造されてしまったわけですから、より以上に腕力脚力に秀でていたということになろうかと思います。
仮面ライダー2号が力の2号というイメージが持たれたのは登場してからずっと後のことですが、考えて見れば南紀シリーズでのモスキラスやシオマネキングとの戦いで明確なものになったように感じます。
ストロングスタイル・・・そんなものが戦うスタイルにあればそうなると思いますが、頭脳明晰な仮面ライダー1号がキレとインサイドワークで戦い抜いたとすれば、仮面ライダー2号もインサイドワークは同様ですがそこにストロングなイメージがついて回るものと思います。
仮面ライダーの代名詞である決め技はライダーキックですが、これも仮面ライダー2号がこれでもかという具合に決め技として使っていたことと、そのパワフルさに起因するものでした。
しかしよくよく考えてみると、そのライダーキックに持っていくまでの戦い方の中で効果的に使われていたのがライダーパンチでした。
キックとパンチこそ、仮面ライダーの技だという具合に考えますが、仮面ライダーがバッタの改造人間であり脚力に特徴があってそこを強調しようとしたことを思うと決め技にライダーキックを持ってきたのも当然ですが、仮面ライダー2号は腕力自慢でもあり、強力甲殻類改造人間のカニバブラーを渾身のライダーパンチで仕留めたことやショッカー発の大幹部ゾル大佐の正体であった狼男を倒していたことを思うと、ライダーパンチは繋ぎ技でありながら決め技にもなり得るもので、これも仮面ライダー2号であったことが決め技になり得た大きな要因でした。

増強された多大なエネルギーを要し、これも増強されていた人工筋肉でのパンチの繰り出しは、脅威そのもので、もっと決め技として多用されていても良かったと思いますね。

思うに仮面ライダーの最大の特徴は脚力にあったわけですから、それを利用したキック技を決め技に持ってきたのは当然のことですが、演出的に仮面ライダーの技をどう演出したらいいのか、制作サイドは分からなかったということが大きいと思います。

仮面ライダー2号が主演ライダーである時、物語の展開とショッカー改造人間の演出を考えすぎたせいか、決め技に工夫を凝らす思考もなかったのかもしれません。
ただ、決め技のキレと演出は凄かったのですけど、バリエーションを増やすところまで行ってなかったのかもしれません。
それでもライダーパンチは、純粋にパワー溢れる技でしたから、仮面ライダー2号のライダーパンチを思うと魅力的な技だったと思いますね。


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# by mon1011si | 2014-10-11 23:47 | 昭和の仮面ライダー | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 01日

エレキング (平成ウルトラセブン)


いつ見ても怪獣エレキングは名作怪獣ですね。
原作ウルトラセブンの時に登場したエレキングは、怪獣登場を期待しながら侵略宇宙人が続けさまに出てくる中、期待以上でようやく出てきた怪獣でした。
平成ウルトラセブンを見てエレキングの姿を見てた時、エレキングの体色はこんなに黄色がかってたっけ?とか尻尾は長かったけど、こんなに長かったっけ・・・とかありましたけど、それだけ原作のエレキングのイメージが強かったんだと思います。

平成ウルトラセブンの時のエレキングもピット星人に操られていましたが、それはまるでピット星人が思うが儘純粋培養されて怪獣化してしまったがために、あらぬ方向へ行こうとした怪獣だったように思います。
身体のどこかに電気発動装置が内蔵され、それは長い尻尾からの電撃攻撃に現れてましたが、口付近からの三日月光線のような描写はありませんでした。
特に時代を切り取ったような両手先噴射口からの二酸化炭素攻撃に、この時のエレキングの特徴がありましたね。

ピット星人は地球環境の激変によっておこる人類の暴動に乗じて地球侵略を図ろうとし、人間は酸素を体内に取り込み二酸化炭素を吐き出す面と地球上の生物のほとんどがそうした特徴があるのを逆利用しようとしたわけです。
いわば、地球上の生物は二酸化炭素を避けようとしてるわけで、そこをつけ入ってきたのがピット星人であり、その為培養されてたのがエレキングだったというわけです。
簡単に二酸化炭素と言いますが、地球上の生物にとってエレキングが武器にしていたこの覇者能力は相当な強力武器ですよ。
ひいては、この二酸化炭素が大量に発射されるということは地球温暖化を招いてしまいますから、人類としては早々にエレキング、それとエレキングを操るピット星人を駆逐する必要があったというわけです。
しかし、混乱の中地球人によってエレキングらを倒すのは至難の業で、この時ウルトラセブンが仮死状態にあったのも、物語を意味づけるにはよかったのかもしれません。
実写版ではウルトラマンレオの時、ウルトラセブンは行方不明状態で終わってしまったこともあり、またウルトラセブンはエネルギーが枯渇しかけた状態で地球を去っていったということもありましたから、どちらをとっても長い間、ウルトラセブンの消息は分からないままでしたから、仮死状態で登場を果たしたことも良かったと思いますし、エレキングを倒すのにもそのウルトラセブン再生を果たさなければならなかったということは必要とされてたということであり、エレキング登場の話には意味深いものと面白味がこんなところにも同居していました。

名作怪獣というのは、やっぱり原作が一番です。
平成ウルトラセブンの時のエレキングは三代目ということになりますが、二代目よりは好感が持てましたけど、独特の特徴として二酸化炭素を持ち出したのは、偶然とはいえ、時代の先取りテーマのようでもありましたけど、設定そのものに工夫が欲しかったところです。

それでもウルトラセブンとの戦い、アイ・スラッガーで切断されエメリウム光線で決着をつけられるというのは、ウルトラセブンを見る者にとってはなくてはならないものでしたから、ここは外されなくてよかったなと思いますね。


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# by mon1011si | 2014-10-01 22:39 | 怪獣 | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 29日

奇械人トラフグン


奇怪であり、正攻法で攻めてきた改造人間のように感じられた奇械人トラフグン。
トラフグの改造人間だけあって、身体中に生えていた棘がミサイルという武器であり、毒の使い手でもありました。
トラフグンの身体つきは、何処かショッカー改造人間であったハリネズラスのようであり、体色の違いが極端なだけでそれ以外は同種の改造人間のようです。
ハリネズラスはハリネズミの改造人間であり、そのモチーフを似たような容姿であったヤマアラシに変え、それも含めて考えてみると、昭和の仮面ライダーシリーズではよく使われていたモチーフだったようです。
言い換えれば、ハリネズミを海洋生物に置き換えてみるとトラフグに行ってしまい、フグだけに毒があるところがミソという感じもしますが、もっとアピールすべき点もあったように感じます。
ハリネズミのハリに猛毒を仕込んでみたり、ハリをもっと鋭く強烈な武器としてアピールしてみたりということもあったと思いますが、トラフグンのハリミサイルは見た目、多発性であったものの、いわば小型ミサイルであり、そのトラフグンと対決したのが電気改造人間であった仮面ライダーストロンガーであったことを思うと、小型であるならばそのミサイルは磁力で弾き飛ばされるのは見えていたことですから、どこかアピールが足りなかったように感じました。

物語としてはトラフグンのもう一つの武器であったフグの猛毒にまつわる展開で、とにかく地上においての作戦遂行となっていましたけど、トラフグンは海洋生物のフグ型改造人間でしたから、海を舞台にした展開が前面に押し出されていても良かったと思いますね。
このトラフグンが登場した頃、まだ仮面ライダーストロンガーがブラックサタンの敵であるという認識が足りておらず、ブラックサタンの改造人間が仮面ライダーストロンガーに対して、「お前は誰だ!」というセリフが多くあったことが気になりましたね。
もっと、ブラックサタン対仮面ライダーストロンガーという縮図を明確にして、世界征服のためにはどうしても仮面ライダーストロンガーを倒さなければならず、その為の作戦立案と遂行があっても良かったと思うんです。
流離のHEROとして仮面ライダーストロンガーをアピールしようとし、従来の仮面ライダーとは違う面を見せようとしたのでしょうけど、ブラックサタン対仮面ライダーストロンガーという縮図を明確にしても流離は描けたはずです。
その中で戦場が海であり、その戦場を得意とする奇械人トラフグンが登場し、身体中に生えたハリがミサイルと化し、トラフグンの口からは魚雷性の武器が発射される、或いは身体中に生えたハリの中には大型のものがあってそれが魚雷・・・というような展開ですかね。
仮面ライダーストロンガーの電気は水中においてもかなりの恐悦な武器と化しますが、そこをいかに防いで攻勢に出るか・・・そんなやり取りがあったとしたら、もっと面白くなったのかもしれません。

トラフグンの両腕先には、何故かギロチンのような鋭そうで割と大きな武器のようなものが付いていましたけど、これが使われなかったことは残念に思いますね。

昭和の仮面ライダーは新作が出るたびに原点回帰が試みられ、それでいて独自の路線もアピールしようとしていますが、敵型改造人間のモチーフネタが尽きてきたのか、物語の展開パターンが尽きていたのか、この辺りに行き詰まりを感じますが、これはジェネラルシャドウ登場からデルザー軍団登場まで打開策が見られなかったことについては少々残念のように感じます。


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# by mon1011si | 2014-09-29 22:27 | 改造人間 | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 27日

スピットル


その昔、仮面ライダーが始まったばかりの初期の頃、モグラングというモグラの改造人間がいました。
通が好んだ改造人間らしく、意外に人気があったことを知ったのはズッと後になってからです。
製作スタッフの中でも気になり改造人間であったらしく、モグラングの改造素体であったモグラを用いた改造人間は印象的だったように思います。
モグラですから、活動自体の中心は地中ということになり、地底を掘り進むことに最もな能力があって、そこに別の能力を披露するようなエッセンスが付いたことに意味があったと思いますね。
ウルトラシリーズでは、特にモグラということではないようですが、初代ウルトラマンに登場したガボラがその位置に近かったと思います。
好物のウランを求めて地中を掘り進む能力に長け、進行を妨げられない様ガボラの頭部には大きなヒレが付き、ガボラの頭自体を覆って守っていたことが印象的でした。

その初代ウルトラマンから35年経ってウルトラマンコスモスが出てきたとき、ウルトラマン自体の設定がそれまでとは逆であったことに驚きましたが、考えてみると初代ウルトラマンのデザイン自体は菩薩のように守護の神から来てたようですから、ウルトラマンコスモスの設定自体は原点回帰のシャープなものだったかもしれません。
どこかでウルトラシリーズの初期のことが製作スタッフの脳裏にあったと思われることは、ウルトラマンコスモスの第3話に登場した怪獣スピットルの姿に見て取れます。
スピットルの頭部を覆ってたヒレの様子は、初代ウルトラマンに登場したガボラを思い起こさせます。
なんでも、地中深く眠っていたスピットルは、モグラ型怪人や怪獣にありがちな視力自体にハンデみたいなものを持ちながら、それ以外の感覚が鋭いことを現していたように聴覚に鋭さがありました。
上空を飛ぶ旅客機の音を敵の威嚇の気配として察知していたようですが、それじゃスピットルがモグラをモチーフにしていたかと言えばそうではなく、どうもエリマキトカゲのようです。
エリマキトカゲと言えば、活動範囲は地底ではなく、その逆で気樹木の上であり、言って見ればモグラとは逆です。
確か怖がりの性格で外敵から身を守るためにエリマキ状のヒレが付いていて、それを広げてガニマタ状に走る姿に人気が出て、昭和終期の時代に注目を浴びてました。
つまり、エリマキトカゲ自体は初代ウルトラマンの頃にはその存在が知られておらず、いかにも平成のウルトラマンであるウルトラマンコスモスの時に怪獣のモチーフになってたことは時代を感じさせられます。
それでも、スピットルを見るとどうもガボラを思い出してしまい、設定自体は逆であり矛盾点が多くみられながらそこに想いが行ってしまうことは、初代ウルトラマンを連想させられているということで、ウルトラシリーズ35周年記念番組であったことが後になって分からせられるように思いますね。

スピットルは卵を守ろうとして持ち場を離れず、その為に黒い溶解液を吐いたりしてましたけど、基本的には大人しい怪獣であり、自分の種族を守ろうとしていただけのことの行動だったんでしょう。

スピットル登場の話には、ウルトラマンと人間が同化し、人間自体がウルトラマンの超能力に自惚れてしまうという帰ってきたウルトラマン初期の設定自体の演出もあって、古くからウルトラシリーズのファンであった人にとっては面白く、懐かしい設定も散りばめられていた意味あるものでした。

ウルトラマンコスモスの話自体は、ひょっとしたらここから始まった・・・という感覚にもなるようななくてはならない話だったかもしれません。


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# by mon1011si | 2014-09-27 23:57 | 怪獣 | Trackback | Comments(0)


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